食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06110960149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Cymbopogon flexuosus (Nees ex Steud.) Will.の地上部由来の精油(レモングラスオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年7月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月26日、全動物種に使用する飼料添加物(Cymbopogon flexuosus (Nees ex Steud.) Will.の地上部由来の精油(レモングラスオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(7月4日採択、PDF版24ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8180)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、全動物種の官能的添加物として使用する場合のCymbopogon flexuosus (Nees ex Steud.) Will.の地上部由来のレモングラスオイルの安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 同パネルは、完全飼料における提案された最大使用量であるサケ科魚類に125 mg/kg、雌豚及び馬に100 mg/kg、子牛(代替乳)、肥育用牛、乳用牛、羊及び山羊に75 mg/kg、犬及び観賞用魚類に50 mg/kgで、レモングラスオイルは安全であると結論した。その他の動物種については、完全飼料中の計算上の安全濃度は、肥育用鶏で41 mg/kg、採卵用鶏で61 mg/kg、肥育用七面鳥で55 mg/kg、子豚で74 mg/kg、肥育用豚で88 mg/kg、ウサギで65 mg/kg、猫で33 mg/kgであった。その他の動物種に対して、当該添加物は33 mg/kg完全飼料で安全である。家きん、豚、子牛、ウサギの飲用水へのレモングラスオイルの使用は、1日の総摂取量が飼料から摂取した場合に安全と考えられる1日量を超えない限り安全である。飼料への最大安全使用量まで添加物を使用した場合、消費者と環境への懸念は提起されなかった。C.flexuosusの地上部及びその製剤は、食品に風味付けすると認識されており、飼料における機能は食品におけるものと実質的に同じであると考えられるため、有効性に関するさらなる実証は不要であると考えられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8180
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