食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06110730294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、ギラン・バレー症候群に関するファクトシートを更新 |
資料日付 | 2023年7月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は7月21日、ギラン・バレー症候群に関するファクトシートを更新した。概要・構成は以下のとおり。 1. 主な科学的知見の概要 (1)ギラン・バレー症候群(GBS)は、ヒトの免疫システムが末梢神経を攻撃するまれな病状である。 (2)あらゆる年齢層の人々に発症の可能性があるが、成人や男性でより多くみられる。 (3)ほとんどの人は、ギラン・バレー症候群の最重症例であっても完全に回復する。 (4)ギラン・バレー症候群の重症例はまれであるが、ほぼ完全な麻痺や呼吸の問題を引き起こす可能性がある。 (5)ギラン・バレー症候群は、生命を脅かす可能性がある。ギラン・バレー症候群の患者は、できるだけ早く治療を受け、監視される必要がある。集中治療が必要となる患者もいる。治療には、対症療法といくつかの免疫学的療法がある。 2. 概要/3. 症状/ 4. 原因 ギラン・バレー症候群(GBS)はまれな疾病である。その原因は完全には理解されていないが、多くの場合、ウイルス又は細菌の感染後に発症する。これにより、免疫システムが自らの体を攻撃するようになる。胃腸炎(吐き気、嘔吐、下痢の症状を含む)を引き起こす細菌であるCampylobacter jejuniの感染は、GBSの最も一般的なリスク要因の1つである。 また、インフルエンザ又はその他のウイルス(サイトメガロウイルス、Epstein-Barrウイルス、ジカウイルス等)感染症の発症後に、GBSを発症することもある。 まれにワクチン接種が人々のGBS発症リスクを高める場合があるが、その可能性は極めて低い。複数の研究により、人々がインフルエンザ等の感染症によりGBSを発症する可能性は、感染予防のために接種したワクチン(この場合はインフルエンザワクチン)による発症可能性よりも、はるかに高いことが示されている。時々、手術がGBSを引き起こすことがある。 5. 診断/6. 治療とケア/7. WHOの対応 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/guillain-barr%C3%A9-syndrome |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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