食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06110590301 |
| タイトル | 論文紹介「2023年6月から7月にかけてポーランドで発生したネコにおけるクレード2.3.4.4bに属する高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルス集団感染」 |
| 資料日付 | 2023年8月3日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | Eurosurveillance (2023, 28(31):pii=2300366、doi: 10.2807/1560-7917.ES.2023.28.31.2300366)に掲載された論文「2023年6月から7月にかけてポーランドで発生したネコにおけるクレード2.3.4.4bに属する高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルス集団感染(Outbreak of highly pathogenic avian influenza A(H5N1) clade 2.3.4.4b virus in cats, Poland, June to July 2023)、著者K Domanska-Blicharz (Department of Poultry Diseases, National Veterinary Research Institute, ポーランド)ら」の概要は以下のとおり。 ・背景 2023年6月下旬から7月上旬までの3週間にわたり、ポーランドではネコにおける高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)A(H5N1)ウイルスによる集団感染が発生した。 ・目的 本研究は、同定されたウイルスの特性評価及び可能性のある感染源の調査を目的とした。 ・方法 ネコで検出されたウイルスの次世代シークエンス解析と系統解析を行った。 ・結果 46匹のネコから検体を採取し、25匹の検体が鳥インフルエンザウイルス陽性と判定された。同定されたウイルスはクレード2.3.4.4b、遺伝子型CH(H5N1 A/Eurasian wigeon/Netherlands/3/2022-like)に属する。ポーランドでは、この遺伝子型は2022年12月から2023年1月にかけて複数の家きんの集団感染を引き起こしたが、2023年2月以降は散発的にしか確認されていない。ネコ由来のウイルスは互いに非常に類似しており、1つの共通の感染源があることを示している。さらに、最も近縁のウイルスは6月上旬に1羽のシュバシコウ(コウノトリ属の鳥類)の死体から検出されている。ネコ由来のインフルエンザA(H5N1)ウイルスは、ウイルスの哺乳類への適応を示す2つの分子マーカーであるPB2タンパク質の2か所のアミノ酸置換(526R及び627K)を有していた。シュバシコウから検出されたウイルスは、これらの変異のうちの1つ(627K)を有しており、このことは、ネコへ異種間伝播(Spillover)したウイルスがすでに部分的に哺乳動物種に適応していたことを示唆している。 ・結論 ポーランドの猫におけるHPAI H5N1ウイルス感染の規模は憂慮すべきものである。可能性のある感染源のひとつは家きん肉であると思われるが、現在までのところ、確実性のあるそのような食肉は確認されていない。家きんだけでなく、感染が確認された家きん農場の近くで飼育されている特定の飼育哺乳動物種についてもサーベイランスを強化すべきである。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | Eurosurveillance (2023, 28(31):pii=2300366) |
| URL | https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2023.28.31.2300366 |
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