食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06110490545
タイトル 英国健康安全保障庁(UKHSA)、燻製魚と妊娠中や免疫不全者を含む高リスク集団におけるリステリア症のリスクに関する調査結果を公表
資料日付 2023年7月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康安全保障庁(UKHSA)は7月27日、燻製魚と妊娠中や免疫不全者を含む高リスク集団におけるリステリア症のリスクに関する調査結果を公表した。概要は以下のとおり。
・エグゼクティブサマリー
 UKHSAは、臨床的に侵襲性リステリア症に罹患しやすい特定の集団(高齢者、妊娠中、免疫不全者など)にとって、燻製魚の摂取が継続的に高いリスクとなっているという入手可能なエビデンスについてレビューを行った。
 リステリア症のリスクが高い食品の種類は、クラスターや感染事例に関する調査の傾向、食品の検査及び世界中の文献で発表された科学的研究によって特定することができる。
 UKHSAによるエビデンスのレビューは、英国においてリステリア症の原因となっている燻製魚によるリスクが継続して存在していることを示唆し、燻製魚の摂取によるイングランドにおけるリステリア菌(Listeria monocytogenes)感染のリスクについて、リステリア属菌の型別決定に全ゲノムシークエンス解析(WGS)が導入された2015年以降、その認識度が高まっていることを示している。
 2015年以降、燻製魚の摂取は一貫して感染事例と関連しており、2015年から2019年までの期間と比較して、2020年から現在まででは、関連症例は増加傾向にある。さらに、UKHSAの食品・水及び環境微生物学(FWEM)研究所の調査結果では、検体採取されたスモークサーモン製品でリステリア菌が同定される確率が有意に増加していることが示されている。これには、近年、燻製魚に関連した国際的な集団感染事例が複数発生し、燻製魚がリステリア菌汚染の高リスク製品であることが広く認識されているという広範な背景がある。
・他国における食品摂取に関する助言
 他の欧州諸国や、強固なリステリア症サーベイランス体制が整備されている他の国々では、脆弱な集団や妊娠中の人々に対して、避けるべき食品に関する助言を行っている。豪州、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、スウェーデン及び米国は、公衆衛生当局が燻製魚の摂取に対する助言を提供している国である。
・結論
 UKHSAが収集・整理した最近のエビデンスでは、イングランドにおける燻製魚の摂取によるリステリア菌伝播リスクは、WGSの導入と同時期の2015年以降にその認識が高まっていることが示されている。エビデンスのレビューにより、英国の罹患しやすい集団において燻製魚は侵襲性リステリア症の高リスク製品であるが、全体的なリスクは依然として低いことが示唆されている。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康安全保障庁(UKHSA)
情報源(報道) 英国健康安全保障庁(UKHSA)
URL https://www.gov.uk/government/publications/listeriosis-and-high-risk-groups/smoked-fish-and-risk-of-listeriosis-in-high-risk-groups-including-pregnancy-and-the-immunocompromised

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