食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06110300149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ナプロパミドに関する補強データを評価する理由を付した意見書を公表
資料日付 2023年7月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月20日、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条に定める最大残留基準値(MRL)のレビューを受けてナプロパミド(napropamide)に関する補強データを評価する理由を付した意見書(2023年6月30日承認、23ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8125)を公表した。概要は以下のとおり。
 UPL Europe社はスロベニアの管理当局に対し、欧州議会及び理事会規則(EC) No396/2005第12条に基づく最大残留基準値(MRL)のレビューの枠組みにおいて入手できないと特定された補強データを評価するよう求める申請書を提出した。
 そのデータギャップに対応するために、ブドウ(酸性度が高い作物)に関する新たな貯蔵試験は提出されたが、葉への施用後の果実作物中の代謝試験、生のハーブと食用の花における残留試験、及び分析が困難なマトリックスに関する分析法は提出されなかった。したがって、貯蔵中の安定性に関するデータギャップだけが十分に対応された。
 提出された新たな情報により、補強データが示された作物に対する暫定MRLの改正が必要になった。新たな提出データを検討し、ナプロパミドに対する消費者リスク評価が更新され、慢性ばく露に関連する消費者の摂取懸念は示されなかった。
 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり(抜粋)。
品名           現行MRL mg/kg      MRL改正案 mg/kg
ブルーベリー        0.02               0.01
ハーブ及び食用の花   0.05               0.01
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8125
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