食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06110190149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、エンド-ポリガラクツロナーゼ活性及びペクチンリアーゼ活性を含有する、非遺伝子組換えAspergillus tubingensis NZYM-PE株由来食品用酵素の安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年7月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月26日、エンド-ポリガラクツロナーゼ活性及びペクチンリアーゼ活性を含有する、非遺伝子組換えAspergillus tubingensis NZYM-PE株由来食品用酵素の安全性評価に関する科学的意見書を公表した(7月5日採択、PDF版17ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8151)。概要は以下のとおり。
 エンド-ポリガラクツロナーゼ((1-4)-α-D-ガラクツロナングリカノヒドロラーゼ; EC 3.2.1.15)活性及びペクチンリアーゼ((1-4)-6-O-メチル-α-D-ガラクツロナンリアーゼ; EC 4.2.2.10)活性を有すると言明された当該食品用酵素は、非遺伝子組換えAspergillus tubingensis NZYM-PE株を用いて、Novozymes A/Sにより生産される。
 当該食品用酵素は、以下の食品製造工程4工程にて使用されることが意図されている。
・ ジュース製造用の果物及び野菜の加工工程
・ ジュース以外の製品用の果物及び野菜の加工工程
・ 精製オリーブオイル製造工程
・ ワイン及びワインビネガー製造工程
 残留する総有機固形物(TOS)は、製造工程において除去されるため、精製オリーブオイル製造工程に関する食事性ばく露は算出されていない。残りの食品製造工程3工程に関しては、欧州集団における当該食品用酵素 - TOSへの食事性ばく露は、1日あたり最大0.132 mg TOS/kg体重と推定された。
 遺伝毒性試験において安全性上の懸念は提起されない。全身毒性は、ラットを用いた90日間反復経口投与毒性試験により評価された。EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、試験された最高用量である1,430? mg TOS/kg体重/日を無毒性量(NOAEL)と特定し、これを推定食事性ばく露量と比較した結果、ばく露マージンは10,833を超過した。
 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、ペクチンリアーゼに対しては一致は検出されなかったが、2種のエンド-ポリガラクツロナーゼ(※訳注)に対しては、以下の13件の一致が検出された。
1. 花粉アレルゲン12件
 ・ Sor h 13.0101(セイバンモロコシ、Sorghum halepense(Johnson grass))
 ・ Pla or 2.0101(スズカケノキ、Platanus orientalis(oriental plane tree))
 ・ Cry j 2.0101(スギ、Cryptomeria japonica(Japanese cedar))
 ・ Pla a 2.0101(モミジバスズカケノキ、Platanus acerifolia(London plane tree))
 ・ Cha o 2.0101(ヒノキ、Chamaecyparis obtusa(Japanese cypress))
 ・ Jun a 2.0101(シダーウッド・テキサス、Juniperus ashei(mountain cedar))
 ・ Phl p 13.0101(オオアワガエリ、Phleum pratense (thimothy))
 ・ Zea m 13(トウモロコシ、Zea mays(maize))
 ・ gi|338930674(バヒアグラス、Paspalum notatum(bahiagrass))
 ・ Sal k 6.01部分配列(gi|589912883)(ロシアアザミ、Salsola kali(prickly saltwort))
 ・ gi|73913442(テッポウユリ、Lilium longiflorum(trumpet lily))
 ・ Ole e 14.0101(オリーブ、Olea europaea(olive tree))
2. その他1件
 ・ Cari p 1.0101(パパイヤ、Carica papaya(papaya))
CEPパネルは、意図された使用条件下において、当該食品用酵素への食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと判断する。中でも、パパイヤに感作された摂取者に対するリスクは排除されないが、当該リスクは、パパイヤの摂取によるリスクを超過することはないと判断する。加えて、花粉に感作された摂取者に対する口腔アレルギー反応誘発のリスクは排除されない。
 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は、意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。
(※訳注)「食品用酵素の特性」の記載から、アミノ酸長の異なる2種のエンド-ポリガラクツロナーゼが含有されているものと推測されるが、非公開の記述が含まれるため、詳細は不明である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8151
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。