食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06100770149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「EFSAに通知された食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された微生物学的因子(microbiological agent)のリストの更新18:2023年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」と題するステートメントを公表
資料日付 2023年7月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月10日、「EFSAに通知された食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された微生物学的因子(microbiological agent)のリストの更新18:2023年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」と題するステートメント(32ページ、2023年6月7日採択、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8092)を公表した。概要は以下のとおり。
 安全性適格推定(Qualified Presumption of Safety: QPS)アプローチは、EFSAの科学パネルの取組を支援するため、食品又は飼料チェーンでの使用を意図した微生物の安全性について、定期的に更新される一般的な事前評価を提供するために開発された。このQPSアプローチは、分類学的同一性、関連知識体系及び安全上の懸念に関する各因子の公表データの評価に基づく。ある分類単位(TU: Taxonomic Unit)に関し特定された安全上の懸念は、可能であれば、種/株又は製品レベルで確認され、「条件(qualifications)」により反映される。
 当該ステートメントの対象期間において、過去に推薦されたQPS TUのステータスを変更するような新たな情報は見つからなかった。
 2022年10月から2023年3月までの期間にEFSAに届出された38件(飼料添加物として28件、食品用酵素、食品添加物及び香料として5件、新食品として5件)の微生物のうち、34件は以下の理由で評価されなかった:8件は糸状菌であったため、4件はEnterococcus faeciumであったため、2件はEscherichia coliであったため(これらのTUはQPS評価の対象外)、また20件は既にQPSステータスを有するTUであったため。
 当該期間中に届出されたその他の4件のTUうち3件(Anaerobutyricum soehngenii、Stutzerimonas stutzeri (旧名Pseudomonas stutzeri)及びNannochloropsis oculata)は初めてQPSステータスの可能性について評価された。微生物菌株DSM 11798(訳注:Coriobacteriaceae科の未命名の細菌)は、2015年に届出されているが、そのTUは1つの種ではなく1つの菌株として届出されているため、QPSアプローチには適さない。A. soehngenii及びN. oculataは、食品及び飼料チェーンでの使用に関する知識体系が限られているため、QPSステータスには推薦されない。S. stutzeriは、安全上の懸念、並びに食品及び飼料チェーンを通じた動物及びヒトのばく露に関する情報が限られているため、QPSリストへの記載は推薦されない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8092
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。