食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06100650149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)、2023年4月~6月の鳥インフルエンザ概況に関する科学的報告書を公表
資料日付 2023年7月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)は7月13日、2023年4月~6月の鳥インフルエンザ概況に関する科学的報告書(54ページ、2023年7月12日採択、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8191)を公表した。概要は以下のとおり。
 2023年4月29日から6月23日までの期間に、欧州の25か国の家きん(98件)及び野鳥(634件)で、(クレード2.3.4.4bに属する)高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)A(H5N1)ウイルスの感染発生が報告された。フランス南西部を中心にフォアグラ生産用のミュラール種のカモにおける集団感染クラスターが発生したものの、欧州及び世界中の家きんにおける全体的なA(H5N1)の状況は緩和している。野鳥においては、ユリカモメやその他複数の新たな海鳥種(大半はカモメ類及びアジサシ類(サンドイッチアジサシなど))が大きな影響を受けており、成鳥及び孵化後の幼鳥の両方で死亡率の増加が観察されている。昨年の同期間と比べ、欧州沿岸部のみならず内陸部においても死亡した海鳥類の発見が増えている。
 哺乳類については、ポーランドにおいて2023年6月10日から30日までの間に24匹の飼いネコ及び1匹のカラカルからA(H5N1)ウイルスが確認された。感染した個体は神経学的症状及び呼吸器症状を呈し、時に死に至り、その分布は同国内の9地域(voivodeship)にわたり広く分散していた。全ての症例のウイルスは遺伝的に近縁であり、確認されたウイルスは過去に家きん(2022年10月以降、現在は散発例のみ)及び野鳥(2022年12月~2023年1月)で検出されたウイルスと同じクラスターを形成する。現在までネコ科動物からネコ科動物へ、又はネコ科動物からヒトへの伝播は報告されておらず、可能性のある感染源については未だ不確実性が存在する。
 2023年5月10日以降、2023年7月4日時点で、ヒトにおけるA(H5N1)クレード2.3.4.4bのウイルスの検出が英国から2件、また中国においてA(H9N2)によるヒト感染例2例及びA(H5N6)によるヒト感染例1例が報告された。加えて、中国においてA(H3N8)の感染者1名が死亡している。
 現在欧州で蔓延しているクレード2.3.4.4bのH5亜型鳥インフルエンザウイルスの感染リスクは、欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)の一般集団については引き続き低い(low)ままであり、職業上あるいはその他の理由で感染鳥類又は哺乳類(野生又は飼育)にばく露される人々の感染リスクは低い~中程度(low to moderate)である。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
https://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/2023-07/AI%20Report%20XXV.pdf
 当該報告書の公表に関するEFSAのニュース記事(2023年7月13日付)は以下のURLから閲覧可能。
https://www.efsa.europa.eu/en/news/avian-influenza-efsa-recommends-increased-surveillance
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8191

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