食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06100640294 |
| タイトル | 世界保健機関(WHO)、ポーランドのネコにおけるインフルエンザA(H5N1)ウイルス感染に関する情報を公表 |
| 資料日付 | 2023年7月16日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は7月16日、ポーランドのネコにおけるインフルエンザA(H5N1)ウイルス感染に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。 ・概況 2023年6月27日、ポーランドの国際保健規則(IHR)フォーカルポイント(訳注:IHRに基づく連絡窓口担当機関)は、全国でネコにおける異常な死亡が発生していることをWHOに通知した。7月11日の時点で、46匹のネコ及び1匹の飼育カラカルから採取した47検体が検査され、そのうち29検体がインフルエンザA(H5N1)陽性であることが判明した。14匹のネコが安楽死させられたと報告され、更に11匹が死亡し、最後の死亡は6月30日に報告されている。ネコのウイルスへのばく露源は現在不明であり、動物間での流行に関する調査が進行中である。 ネコの散発的なA(H5N1)感染は過去にも報告されているが、国内の広い地理的地域で多数のネコが感染したという報告はこれが初めてである。 7月12日の時点で、A(H5N1)陽性のネコと接触したヒトで症状を呈したと報告した人は一人もおらず、接触者全員に対する監視期間は完了した。 当該国レベルで、感染したネコにばく露された後のヒトの感染リスクは、一般集団では低い(low)と評価されており、ネコの飼い主及び適切な個人用保護具の使用なしでH5N1ウイルスに感染したネコに職業上ばく露される人々(獣医師等)では低い~中程度(low to moderate)と評価されている。 WHOは引き続き状況を監視し、動物及び公衆衛生部門、地域機関、国際連合食糧農業機関(FAO)、国際獣疫事務局(OIE(WOAH))、及びポーランド国内のその他の関連機関と緊密に連携した取り組みを継続する。 ・発生状況(抜粋) 当該感染事例に由来する塩基配列が決定された19株のウイルスのゲノム解析から、これらはすべてH5クレード2.3.4.4bに属し、互いに高度に近縁であることが示された。また、これらのウイルスは、ポーランドにおいて野鳥で循環し、最近同国の家きんの集団感染の原因となったクレード2.3.4.4bに属するインフルエンザA(H5N1)ウイルスに類似している。 ネコのウイルスへのばく露源は現在不明であり、動物間での流行に関する調査が進行中である。感染源に関する可能性は複数あり、感染鳥類やその環境と直接的又は間接的に接触した可能性、感染鳥類を食べた可能性、或いはウイルスに汚染された餌を食べた可能性などが考えられる。当局は可能性のあるすべての感染源を調査しており、現時点ではいずれの可能性も除外していない。情報が得られている25匹のネコのうち、2匹は外飼い、18匹はバルコニー、テラス又は裏庭に出入りできる室内飼い、5匹は外環境へ出入りできない室内飼いであった。7匹のネコは野鳥との接触機会があったと報告されている。 当該事例は国内の広い地理的地域にわたって多数のネコが鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した初めての報告である。過去にも、感染鳥類との密接な接触や感染鳥類の肉の摂取後の、A(H5N1)ウイルス(H5クレード2.3.4.4bに属するA(H5N1)ウイルスを含む)による飼いネコの散発的な感染が報告されている。 ・WHOのリスク評価 現在までに、感染したネコとの接触後のヒトのA(H5N1)感染は報告されていない。鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスがヒトで検出されることは依然としてまれ(unusual)であり、持続的なヒトからヒトへの伝播は記録されていない。 これまでのところポーランドでは、ネコと飼い主との濃厚接触の可能性はあるにもかかわらず、感染したネコと接触し症状を呈したヒトは報告されていない。また、ポーランド国内には、感染したネコと接触したヒトの症例を検出する能力は十分にある。 したがって、現時点の情報に基づくと、当該国レベルでは感染したネコにばく露された後のヒトの感染リスクは、一般集団については低い(low)、ネコの飼い主及び適切な個人用保護具の使用なしでA(H5N1)ウイルスに感染したネコに職業上ばく露される人々(獣医師等)では低い~中程度(low to moderate)と評価されている。 現時点の情報に基づくと、当該地域レベルでのヒトに対するリスクは低い(low)と評価されている。その理由は次のとおりである。 (1)前例のない地理的広がり(欧州37か国で発生)によって、感染例のあった事業所において5,000万羽の家きんが殺処分される結果となり、2022年9月以降、欧州での動物における鳥インフルエンザ監視活動は強化されている。 (2)ポーランドでは飼いネコにおけるA(H5N1)感染が確認されているものの、現時点ではネコからもたらされたA(H5N1)ウイルスによるヒトへの感染例は報告されていない。 (感染源を含む)今回の事象に関連する不確実性のため、当該リスク評価は変更される可能性がある。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
| 情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
| URL | https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2023-DON476 |
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