食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06100460149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、様々な作物中と動物製品中のフルピラジフロンとジフルオロ酢酸に対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正とインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2023年7月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月12日、様々な作物中と動物製品中のフルピラジフロン(flupyradifurone)とジフルオロ酢酸(DFA) に対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正とインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書(2023年6月1日承認、104ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8081)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC)第6条の規定に従い、Bayer CropScience社はオランダの管理当局に対し、様々な植物及び動物製品中の有効成分フルピラジフロンとその代謝物ジフルオロ酢酸に対する現行のMRLを改正するよう、インポートトレランスの設定に関する申請書を提出した。
 申請を裏付ける提出データは、検討対象の製品中のフルピラジフロン及び(又は)DFAに対するMRLを導出するために十分であった。欧州連合(EU)の家畜の飼料負荷量計算は、いくつかの動物マトリックスに関するフルピラジフロン及び(又は)DFAに対するEUのMRLは改正される必要があることを示した。検討対象の植物及び動物製品、及びハチミツ中の残留フルピラジフロンと残留DFAを管理するために適切な分析法が利用可能である。
 リスク評価の結果に基づき、EFSAは、様々な製品へのフルピラジフロンの提案され認可された用途とその後の植物・動物製品中の残留フルピラジフロン及び残留DFAは毒性学的参照用量を超過する消費者のばく露にならず、したがって消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論した。
 EFSAのMRL改正案は以下のとおり(抜粋)。
品名            現行MRL mg/kg      MRL改正案 mg/kg
その他のかんきつ類     0.01              3
あんず              0.01              1
さくらんぼ            0.01              2
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8081
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