食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06100210105 |
| タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、「食品中のアスパルテーム及びその他の甘味料」と題するページを更新し、外部機関のアスパルテームの安全性評価に対するFDAの対応について公表 |
| 資料日付 | 2023年7月14日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は7月14日、「食品中のアスパルテーム及びその他の甘味料」と題するページを更新し、外部機関のアスパルテームの安全性評価に対するFDAの対応について公表した。概要は以下のとおり。 FDAは、2023年7月14日に発表されたアスパルテームに関する、国際がん研究機関(IARC)、及び国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)の結論について承知している。アスパルテームがIARCによって「ヒトに対し発がん性がある可能性がある」とされたことは、アスパルテームが実際にがんと関連していることを意味するものではない。 アスパルテームをヒトに対し発がん性がある可能性がある物質として分類することが研究により支持されているというIARCの結論に、FDAは同意しない。FDAの科学者は、2021年にIARCの評価に含まれる科学的情報が初めて公開されたときにそれを評価し、IARCが依拠した研究に重大な欠点があることを確認した。FDAは、JECFAが現在の使用レベルではアスパルテームの安全性に懸念を示さず、許容一日摂取量(ADI)を変更しなかったことに注目している。 アスパルテームは、ヒトの食料供給において最もよく研究されている食品添加物の一つである。FDAの科学者らは、アスパルテームが承認された条件下で使用される場合、安全性に懸念を持っていない。当該甘味料は多くの国々で承認されている。カナダ保健省(Health Canada)や欧州食品安全機関(EFSA)等の規制・科学機関は、アスパルテームを評価し、現在許可している使用レベルでは安全であると考えている。 消費者の中には、砂糖の消費量を減らすために、アスパルテーム及びその他の甘味料を使用した製品を頼りにしている人もいるであろう。保健機関の様々な情報を見て回るのは難しいことであるとFDAは認識している。FDAは、消費者が十分な情報を得た上での選択ができるように、FDAのウェブサイトでアスパルテーム及びその他の甘味料に関する信頼できる、科学的根拠に基づいた情報を、引き続き提供する。 (以上、7月14日に追加された情報。以下は、同ページの概要及び見出しの抜粋である。) アスパルテーム、スクラロース、ステビア由来の物質等の甘味料や砂糖代替品は、食品を甘くしたり、場合によっては風味を高めたりするために用いられる成分である。一部の甘味料は食卓用砂糖よりもはるかに甘く、食品中の砂糖と同じレベルの甘さを達成するための必要量はわずかである。人々は、様々な理由で砂糖の代わりに甘味料の使用を選択する。例えば、甘味料は食事にエネルギーをほとんど又は全く加えず、また一般的には血糖値を上昇させない。 法律により、米国の食品に添加された他の全ての成分と同様に、甘味料は安全に摂取されなければならない。企業は、市販前に自社製品中の成分の規制状況及び安全性を確認する責任がある。FDAは、その法的権限下で、企業が義務を果たすことを支援する市販前規制プログラムを実施している。 FDAは、様々な方法で甘味料に関する利用可能な最新の科学を継続的に監視している。また、公開された文献と現在の消費者ばく露レベルに遅れをとらないようにしており、食品成分の安全性に関連する国際的な科学及び基準値設定活動に参加している。 1. 米国の食品添加物として認可された甘味料(6種類) (1)アスパルテーム (2)アセスルファムカリウム(Ace-K) (3)スクラロース (4)ネオテーム (5)アドバンテーム (6)サッカリン 2. 原料が植物及び果物である甘味料 食品添加物として承認された6種類の甘味料に加え、FDAは植物原料及び果物原料である3種類の高甘味度甘味料について、GRAS(「一般に安全とみなされる」(Generally Recognized as Safe))通知を評価し、そのGRASの結論について疑問はないとしている。 (1)ステビア植物の葉又は発酵ベースの加工により得られた特定のステビオール配糖体 (2)スウィングルフルーツ(別名ラカンカ、モンクフルーツ)由来の抽出物 (3)タウマチン 3. 食卓用砂糖(ショ糖)と比較した甘味料の甘味度を示した図表は、以下のURLから入手可能。 https://www.fda.gov/media/168345/download 4. 甘味料の安全レベル 各甘味料の安全制限(safe limit)と、その甘味度の強さに基づき、制限に等しくなるのに必要なヒトの摂取量(訳注:ADIに達するのに必要な一日摂取量を甘味料の包装単位(小袋数)で表現)を示すチャートは、以下のURLから入手可能。 https://www.fda.gov/media/168517/download 当該チャートに記載されている甘味料のADI(単位:mg/kg体重/日):(1)アスパルテーム:50 (2)Ace-K:15 (3)スクラロース:5 (4)ネオテーム:0.3 (5)アドバンテーム:32.8 (6)サッカリン:15 (7)ステビオール配糖体:4 5. 米国で許可されている他の種類の甘味料 (1)糖アルコール(キシリトール、ラクチトール、マンニトール、エリスリトール、及びマルチトール) (2)従来の糖類とは異なる方法で代謝される糖類(D-アルロース(D-プシコース)、D-タガトース、及びイソマルツロース(いずれもGRAS)) 6. 米国では許可されていない甘味料 FDAは、シクラメート及びその塩類の使用を禁止している。ステビアの葉全体と粗抽出物は、輸入警告の対象となる。また、甘味料として使用することは許可されていない。これらの形態のステビアは、GRAS通知の対象となっているステビアの葉から得られた特定の高度精製ステビオール配糖体とは異なる。 7. 関連情報は、以下のURLから入手可能。 ・消費者向け最新情報「どれほど甘いか:甘味料に関する全て」 https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/how-sweet-it-all-about-sweeteners ・アスパルテームに関する選択したFDA活動及び重要な出来事の年表(タイムライン) https://www.fda.gov/food/food-additives-petitions/timeline-selected-fda-activities-and-significant-events-addressing-aspartame |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
| 情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
| URL | https://www.fda.gov/food/food-additives-petitions/aspartame-and-other-sweeteners-food |
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