食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06100050544
タイトル ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)、地下水中のPFASに関する全国調査(2022年)を公表
資料日付 2023年7月19日
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概要(記事)  ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)は7月19日、地下水中のPFASに関する全国調査(2022年)を公表した。概要は以下のとおり。
 NZEPAは、ニュージーランドの地下水井戸に含まれる パーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)に関する初の大規模調査の結果報告書を発表した。
 NZEPAは、環境科学研究所(ESR)が4年毎に実施する地下水中の農薬に関する調査の一環として、2022年にPFASの検査を委託した。
 PFASは、国内で検査した131の地下水井戸のうち15においてごく低濃度で検出され、これはニュージーランドの飲料水安全基準値(safety limits)を大幅に下回っている。
 地下水は、地下の帯水層に含まれる淡水であり、灌漑、家畜への給水、飲料水等の目的で使用される。
 PFASの中には、高濃度で有毒なものがあり、ヒト、動物、環境に蓄積する可能性がある。
 「これらの井戸を検査する目的は、ニュージーランドの地下水にPFAS汚染があるかどうかを明らかにすること、及び環境中のPFASのバックグラウンドレベルをより良く理解することであった。検査した場所の大半は、立地的に、またPFASの明らかな発生源がないことから、PFAS汚染のリスクは低いと考えられるが、NZEPAはこの評価が正確であるかどうかの確認を希望した。その結果、検査した地域における地下水のPFAS汚染はほとんどなく、PFASがもたらす潜在的リスクは低いレベルであることがわかった。
 PFASが地下水源に到達しているかどうかを確かめることに、州議会、単一自治体、地域社会は、より関心を持つようになっている。NZEPAは、PFASに関連する潜在的リスクを確実に理解し管理するために、地方自治体との連携を続ける」と有害物質新生物総括責任者のDr. Chris Hillは述べる。
 本調査は、PFASによる潜在的リスクに対するNZEPAの継続中の対応の一環である。この作業には、全てのPFAS含有泡消火剤の段階的廃止、及び化粧品へのPFAS化学物質の使用に関する禁止措置の提案が含まれている。
 当該報告書(42ページ)は以下のURLから閲覧可能。
https://www.epa.govt.nz/assets/Uploads/Documents/Hazardous-Substances/National-survey-of-PFAS-in-groundwater-report-May-2023.pdf
地域 大洋州
国・地方 ニュージーランド
情報源(公的機関) ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)
情報源(報道) ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)
URL https://www.epa.govt.nz/news-and-alerts/latest-news/epa-releases-findings-on-forever-chemicals-in-groundwater/
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