食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06100040164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、オランダにおける食品及び飲料水を介したPFASばく露に関するリスク評価報告書を公表 |
資料日付 | 2023年7月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は7月6日、オランダにおける食品及び飲料水を介したPFASばく露に関するリスク評価報告書を公表した。概要は以下のとおり。 RIVMは、人々が食品と飲料水を介して摂取する パーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)の量を算出した。本研究から、食品と飲料水を介したPFASの推定摂取量は、健康影響に基づく指標値(health-based guidance value)を超えていることが分かった。人々のPFAS摂取量が長期にわたって本指標値を超えると、健康に悪影響を及ぼす可能性がある。 研究結果から、オランダの人々が食品を介して摂取するPFASの量は、飲料水を介して摂取するPFASの量の3倍以上であることも分かった。魚は高濃度のPFASを含有し得るため、人々が食品を介して摂取する可能性のあるPFASの主要な供給源である。また、人々は、茶、コーヒー、穀物製品、乳製品、肉、卵、果物、野菜からもPFASを摂取している。 飲料水中のPFAS濃度は、水源として使用される水の種類に左右される。人々が飲料水を介して摂取するPFASの量は、地下水を水源とする飲料水の方が、地表水を水源とする飲料水よりも少ない。これは、地表水が地下水よりもPFASの含有量が多いためである。調査対象の20種類のPFASのうち、人々が主に摂取するのは、PFUnDA(パーフルオロウンデカン酸)、PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸) 、PFDA(パーフルオロデカン酸)である。というのは、これらのPFASは、魚に高濃度で含まれているからである。 この計算は、2009年からの食品中のPFASに関するデータに基づく前回の推定値を更新したものである。RIVMは、2021年~2022年の食品・飲料水中のPFASに関する新しい情報をこの更新された計算に使用した。また、この計算には、4種類のPFASの代わりに、20種類のPFASに関する情報も使用した。より多くのPFASが検討の対象となったが、摂取量は以前に算出されたものよりも約40%少なかった。 PFASを大量に摂取しないようにするためには、多様な食事を摂ることが重要である。これにより、人々はPFAS濃度の高い食品をあまりにも頻繁に食べることはなくなる。 当該報告書(77ページ、英語)は下記URLから入手可能。 https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2023-0011.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | https://www.rivm.nl/publicaties/risk-assessment-of-exposure-to-pfas-through-food-and-drinking-water-in-netherlands |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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