食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06090680378
タイトル 欧州委員会(EC)、警告・協力ネットワーク年次報告書2022年版を公表
資料日付 2023年6月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州委員会(EC)は6月19日、警告・協力ネットワーク年次報告書2022年版を公表した。概要は以下のとおり。
 アグリフードの不正に対する欧州連合(EU)内の協力は強化された一方、食品安全に関する警告は依然として多い。
 ECは本日、警告・協力ネットワーク(Alert and Cooperation Network:ACN)年次報告書2022年版を公表した。報告書では、1年を通してアグリフード関連の不正行為が大幅に増加し、食品・飼料早期警戒システム(RASFF)が依然として最も活発なネットワークであったことが明らかになった。合計4,361件の食品・飼料に係る健康リスクと関連付けられる通知がRASFFを通じて発信された。さらに行政支援・協力(Administrative Assistance and Cooperation:AAC)通知、あるいは、直ちには健康リスクをもたらさないEUアグリフードチェーン法非遵守の報告が2,554件、及び不正の疑いがある事例の通知が600件あった。
 最も多い通知件数990件は果物及び野菜における残留農薬に関するもので、2021年と比較して20%減少となっている。不正の疑いにおいては、犬猫の不法移動に関する通知の頻度が276件と最も高く、それに関連する動物の半数以上はEU域外からのものである。ペットには、偽造された健康診断書、虚偽の出生地情報を示す違法に発行されたEUパスポート、偽造された狂犬病抗体検査結果などが添付されていることが多い。偽造された狂犬病抗体検査結果は、狂犬病が依然として蔓延している国から持ち込まれた動物の場合、特に懸念される。
 EUのACNは、RASFF、AACネットワーク、及びアグリフード不正ネットワーク(Agri-Food Fraud Network:FFN)のメンバーで成り立っている。
 当該報告書は以下のURLから閲覧可能(PDF、25ページ)。
https://food.ec.europa.eu/document/download/499ffcf1-6c99-43ec-8905-5ff3e812eeb2_en
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)
URL https://ec.europa.eu/newsroom/sante/newsletter-archives/46230
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。