食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06090580149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全家きん類に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii ATCC PTA-127053株により生産されるエンド-1,4-β-キシラナーゼ(Xygest(登録商標)HT)からなる)の有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年6月21日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月21日、全家きん類に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii ATCC PTA-127053株により生産されるエンド-1,4-β-キシラナーゼ(Xygest(登録商標)HT)からなる)の有効性に関する科学的意見書(5月11日採択、PDF版7ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8047)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは全家きん類に使用する畜産飼料添加物(機能性グループ: 消化率向上剤)としてのKomagataella phaffii ATCC PTA-127053株により生産されるエンド-1,4-β-キシラナーゼ(Xygest(登録商標)HT)の有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル (FEEDAPパネル)は前回の意見書で、当該製品は全ての家きん類、消費者、環境に対して安全であると結論した。同パネルはまた、当該添加剤は採卵用鶏に対して 45,000 U(※訳注)/kg完全飼料で有効である可能性があると結論し、この結論を全ての採卵用家きん類に外挿した。しかし、同パネルは、提案された使用条件における肥育用家きん類への有効性については結論できなかった。
 今回の申請で、申請者は肥育用鶏における有効性試験を追加で実施した。その結果、当該添加剤を提案された最低量の 30,000 U/kg完全飼料で給与した鶏では、対照群と比較して見かけの代謝エネルギー(窒素補正後)が高いことが示された。以前に提出された採卵用鶏と肥育用鶏における試験、及び新たに提出された肥育用鶏における試験を考慮し、同パネルは、当該製品は、提案された飼料中の最低添加量において、全家きん類の消化率を高める効果がある可能性があると結論した。
(※訳注)1単位は、50℃、pH5.3において、酵素1gあたり1分間に0.0067μmolの還元糖(キシロース換算)を放出する酵素量。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8047
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