食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06090570149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Myristica fragrans Houtt.(ニクズク)の種子由来の精油(ナツメグオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年6月16日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月16日、全動物種に使用する飼料添加物(Myristica fragrans Houtt.(ニクズク)の種子由来の精油(ナツメグオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(5月12日採択、PDF版31ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8066)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAはMyristica fragrans Houtt. (ニクズク)の種子由来の精油(ナツメグオイル)を、全動物種の飼料及び飲用水への官能的添加物として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書を求められた。
 当該添加物には、ミリスチシン(最大12%)、サフロール(2.30%)、エレミシン(0.40%)、メチルオイゲノール(0.33%)が含まれている。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル(FEEDAPパネル)は、長命の動物及び繁殖用動物について、採卵用鶏及びウサギに0.2 mg/kg、母豚及び乳用牛に0.3 mg/kg、羊/山羊、馬及び猫に0.5 mg/kg、犬に0.6 mg/kg、鑑賞用魚類に2.5 mg/kgでの完全飼料中の当該添加物の使用は安全性に関する懸念が低いと判断した。短命の動物について、子牛、肥育用牛、羊/山羊、食肉生産用馬、サケ科、その他の動物種に、提案された最大使用量である10 mg/kgでの使用、肥育用七面鳥に3.3 mg/kg、肥育用鶏に2.8 mg/kg、子豚に5.0 mg/kg、肥育用豚に6.0 mg/kg、食肉生産用ウサギに4.4 mg/kgでの使用は、安全性に関する懸念はない。その他の動物種について、当該添加物は0.2 mg/kgで安全性の懸念は低いと判断された。動物用飼料にナツメグオイルを使用することは、消費者や環境に対して懸念がないと考えられた。ナツメグオイルは食品に風味付けするものとして認識されており、飼料における機能は食品における場合と同じであることから、当該添加物の有効性に関する実証は不要であると考えられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8066
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