食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06090290106
タイトル 米国食品安全検査局(FSIS)、パン粉をまぶした詰め物入りの鶏肉製品中のサルモネラ属菌に関する調査について公表
資料日付 2023年6月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品安全検査局(FSIS)は6月23日、パン粉をまぶした詰め物入りの鶏肉製品中のサルモネラ属菌に関する調査について公表した。概要は以下のとおり。
 FSISは、食品緊急対応ネットワーク(FERN)の検査所と協力して、小売店で購入した加熱後摂取(NRTE: not-ready-to-eat)のパン粉をまぶした詰め物入りの鶏肉製品に関するデータを収集する調査を実施した。具体的には、FSISは、これらの製品のサルモネラ属菌の陽性率と、使用した検査方法の違いに関する情報を入手することに関心があった。
 FERNを通じて、地理的に離れた11か所の州の検査所が当該調査に参加した。2022年7月1日から2022年9月30日までに、検査所は地元の小売店で入手可能なNRTEのパン粉をまぶした詰め物入りの鶏肉製品を購入し、サルモネラ属菌及び指標生物の存在を検査した。検査した合計487検体のうち58検体がサルモネラ属菌陽性であった。検査した検体のサイズに応じて、陽性率に顕著な違いがあり、検体が大きいほど、より高い陽性率が確認された。
(以下、本調査報告書のサマリーより抜粋)
 サイズのより大きい検体(訳注:325g又は375g)を用いたFSISと同じ方法で実施した検査所(135検体中36検体陽性、27%)と、より小さい検体(訳注:25g又は50g)を用いたFSISと異なる方法で実施した検査所(352検体中22検体陽性、6%)との間で、陽性率に顕著な差が見られた。製品中に存在するサルモネラ属菌が少量であること又はサルモネラ属菌の汚染分布が不均一であることが、より小さい検体を検査した場合に陽性率が低下した原因となった可能性がある。好気性細菌数の合計は検査製品間で同程度であった。サルモネラ属菌の全ゲノムシークエンス解析により、Salmonella Enteritidis(18検体/58検体)、S. Infantis (22検体/58検体)、S. Kentucky(15検体/58検体)及びS. Typhimurium(3検体/58検体)が検出された。
 当該調査報告書(2023年6月、PDF版9ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.fsis.usda.gov/sites/default/files/media_file/documents/NRTE_Survey_Sampling_for_Salmonella_Report_05252023.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品安全検査局(FSIS)
情報源(報道) 米国食品安全検査局(FSIS)
URL https://www.fsis.usda.gov/news-events/news-press-releases/constituent-update-june-23-2023
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。