食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06090270344 |
| タイトル | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、食料生産動物における内因性起源の蛋白質同化物質及び/又は禁止物質の存在に関する意見書(07-2013)の更新版を公表 |
| 資料日付 | 2023年5月26日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は、食料生産動物における内因性起源の蛋白質同化物質及び/又は禁止物質の存在に関する意見書(07-2013)の更新版(55ページ、フランス語、英文サマリーあり)を公表した(公表日不明、科学委員会による意見書の承認日: 5月26日)。概要は以下のとおり。 1. 背景及び問題 科学委員会は現在、意見書(07-2013)(2013年)を更新するよう要請されている。その目的は、(1)過去10年の間に、新しい科学的データにより、動物由来マトリックスから検出された特定の蛋白質同化物質の天然起源が明らかにされたかどうかを検証すること、(2)天然起源を外因性投与と区別することを可能にする閾値及び/又は代謝物を特定することである。 そのために、科学委員会は、以下の質問を受けた。 1) AFSCAが調査した物質のうち、動物由来マトリックスに存在する物質の中で天然起源(内因性、飼料等)である可能性のある物質はどれか? 2) どのマトリックスで、また、どの動物種(分類、性別)について、これらの物質が天然に存在することが確認される可能性があるか? 3) 物質/マトリックス/動物種の組合せについて、天然に存在することを違法な処置と区別できるような残留物の濃度を決定することは可能か? 4) 天然起源であることが否定されない物質について、どのタイプの代替分析が、物質の起源が天然である、或いは違法な処置によるものかを決定できる可能性があるか? 2. 結論 質問1)に回答するため、科学委員会は、意見を求められた物質を以下の3つのグループに分類した。 ・グループ1: 天然起源であることが知られている又は疑われる物質 ・グループ1a: 動物由来マトリックスに存在する物質で、代謝による内因性起源が知られている又は疑われる物質 ・グループ1b: 動物由来マトリックスに存在する物質で、飼料に由来する天然起源が知られている又は疑われる物質 ・グループ2: 動物由来マトリックスに存在する物質で、偶発的汚染又は環境汚染に関連する可能性がある物質 ・グループ3: 内因性起源であることを疑う理由がない物質 グループ1の物質について、(代謝や飼料による)内因性起源を外因性処置(exogenous treatment)と区別することができる管理戦略を特定するために、より詳しく調査を行った。以下の一覧表は、利用可能なアプローチを分子ごとにまとめたものである(※一覧表の詳細は省略)。 3. 勧告 科学委員会は、この要約一覧表に示した管理戦略を、以下の定期分析検査の枠組みで適用するよう勧告する ・牛及び豚の尿中のチオウラシル(thiouracil): 閾値(豚: 30 μg/L以上、牛: 10 μg/L以上)の設定と代謝物(4-チオウラシル(4-thiouracil)及び6-メチル-チオウラシル(6-methyl-thiouracil))の存在に基づくデシジョンツリー(decision tree: 決定木分析) ・牛及び豚の尿中のゼラノール(zeranol)及びタレラノール(taleranol): 飼料由来を処置由来と区別するための、牛及び豚の尿中のゼアラレノン(zearalenone)とその主な二種類の代謝物(α-ゼアラレノール及びβ-ゼアラレノール)を用いた、ゼラノール及びタレラノールの定量的プロファイルに基づく統計モデル ・牛の尿中のプロゲステロン(progesterone): 閾値4.2 μg/L ・牛及び豚の尿中のプレドニゾロン(prednisolone): 閾値5 μg/L ・牛の尿中のコルチゾン(cortisone): 閾値2 μg/L 科学委員会は、管理戦略が明確に定義されていない物質について、内因性起源と外因性投与との区別を可能にする分析法(GC-C- IRMS等)の開発、バイオマーカーの研究、物質間の濃度比の測定を勧告する。さらに、ISO17025による認証を容易にし、公的管理計画への適用を促進するために、非標的方法の性能指標を提供するガイドラインの確立を勧告する。現在、ガイドラインは、LC/MS-MS等の従来の物理化学的方法や、ELISA等の免疫学的方法の基準を提供している。非標的方法のアプローチは様々であるため、ISO17025の要件を満たすために、具体的な最低限の性能基準を規定することが重要である。 科学委員会は、定期分析検査の枠組みで、天然起源と処置を確実に区別できる管理戦略がまだ利用可能ではないグループ1に属する物質が検出された場合、結果を解釈する際に慎重であるよう勧告する。 また、同委員会は、牛の尿中の11-deoxycorticosteroneの内因性起源を確認するために、補完的な研究を実施するよう勧告する。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ベルギー |
| 情報源(公的機関) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
| 情報源(報道) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
| URL | https://www.favv-afsca.be/comitescientifique/avis/2023/_documents/Avis08-2023_SciCom2022-08_substancesinterdites.pdf |
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