食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06090140108 |
| タイトル | 米国環境保護庁(EPA)、絶滅危惧種へのインピルフルキサムの影響に関する生物学的評価(BE)最終版を公表 |
| 資料日付 | 2023年6月21日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国環境保護庁(EPA)は6月21日、絶滅危惧種へのインピルフルキサム(inpyrfluxam)の影響に関する生物学的評価(BE)最終版を公表した。概要は以下のとおり。 EPAは、連邦のリストに記載された絶滅危惧種及び絶滅の恐れのある種並びに指定重要生息地におけるインピルフルキサムの潜在的な影響について、最終的な生物学的評価(BE)と、BE草案に寄せられたコメントへの回答を公表した。インピルフルキサムは、種子の腐敗、苗の立枯病、根腐れを引き起こすRhizoctonia属菌等の病害真菌から様々な作物を保護するために使用される殺真菌剤である。 BE草案で提案されていたように、EPAの最終BEは、インピルフルキサムの提案された又は登録された使用により、リストに記載されている種に対して危険や有害影響が生じる可能性を予測していない。つまり、EPAは、インピルフルキサムがリストに記載されている全ての種の存続を脅かしたり、それらの種の指定重要生息地を破壊したり、有害影響を及ぼしたりする可能性は低いと予測している。しかし、EPAは、インピルフルキサムがリストに記載されている特定の種及び重要生息地に有害影響を与える可能性がある(likely to adversely affect、LAA)と判断した。LAAの決定は、リストに記載されている様々な種のうち、少なくとも1種類の動物又は植物の個体が、有害影響を受けるのに十分なレベルで農薬にばく露される可能性があることが合理的に予想されることを意味する。 EPAのインピルフルキサムの最終BEにおいて、米国魚類野生生物局(U.S. Fish and Wildlife Service)及び米国海洋漁業局(National Marine Fisheries Service))の管轄下にある種についてのLAA決定が行われたため、EPAは両局との正式な協議を開始する予定である。 BE草案に対する公募意見を検討した後、EPAは、リストに掲載された種とその重要生息地に対する潜在的な影響を判断するために、更新された種の範囲及び重要生息地マップを用いることを含め、インピルフルキサムの評価を修正した。EPAはまた、インピルフルキサムがリストに掲載されている種を危険にさらす可能性があるか、あるいは重要生息地に有害影響を与える可能性があるかどうかについても予測した。EPAの最終BEでは、インピルフルキサムについて、以下を確認した。 ・生物種の36%及び重要生息地の33%には影響しない。(BE草案では、それぞれ35%及び33%であった。) ・生物種の56%及び重要生息地の57%に影響を与える可能性があるが、有害影響を与える可能性は低い。(BE草案では、それぞれ56%及び57%であった。) ・リストに掲載されている生物種の8%及び重要生息地の10%に有害影響を与える可能性がある。(BE草案では、それぞれ9%及び8%であった。) インピルフルキサムの背景情報 インピルフルキサムは、2020年に初めて登録された。提案された及び現在承認されている製品ラベルには、インピルフルキサムを含有する製品を登録する前にEPAが実施したFIFRA生態リスク評価に基づく、動植物への影響を低減するためのいくつかの低減策が含まれている。 EPAがインピルフルキサムを含有するいくつかの製品を登録した後、EPAが登録発行前に種の保存法(Endangered Species Act、ESA)の義務を満たしていなかったとして、複数の組織がそれらの登録に異議を唱えた。ESAに基づき、EPAはリストに記載されている種及び指定重要生息地に対するインピルフルキサムの影響を評価し、必要に応じてFWS及び/又はNMFSとの協議を開始する必要がある。2022年7月、米国第9巡回区控訴裁判所は、Center for Biological Diversity対EPA(No. 20-73146)において、EPAは2023年6月22日までに、EPAが最終影響決定(インピルフルキサムBE最終版に含めた)を完了する必要があるとの判決を下した。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国/環境保護庁(EPA) |
| 情報源(報道) | 米国環境保護庁(EPA) |
| URL | https://www.epa.gov/pesticides/epa-releases-final-biological-evaluation-effects-inpyrfluxam-endangered-species |
利用上の注意事項
本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。1 情報の収集・要約・翻訳について
(1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。(2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
(3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
(4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
(5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。
2 掲載情報と食品安全委員会の立場について
(1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。(2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
(3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
(4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。
3 利用者の責務
(1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。(2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
(3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。
