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資料管理ID syu06090080322
タイトル スイス連邦保健局(BAG)、年次報告書「スイスにおける放射線防護と放射能の監視-2022年結果」を公表
資料日付 2023年6月9日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  スイス連邦保健局(BAG)は6月9日、年次報告書「スイスにおける放射線防護と放射能の監視-2022年結果」を公表した。概要は以下のとおり。
(以下、抜粋)
1. 2022年に実施された監視の主な結果
・食品
 1986年以降、セシウム137の濃度は着実に減少しているが、(自生の又は外来の)野生のキノコ、ハチミツ、ビルベリー等の特定の食品では、まだ高い値が測定されることがある。チェルノブイリ条例で600 Bq/kgと定められた食品の最大値の超過は2022年に、Tessin州(※スイス南部の州)産のイノシシ肉において再び記録された。Tessin州獣医局は、数年前から同州管轄地域で捕獲されたイノシシの放射能を体系的に監視している。2022年の調査活動の結果、検査対象のイノシシの約2%が最大許容値を超えていることがわかったため、州の獣医がこれを押収した。イノシシを除いて、2022年にスイスで採取された食品検体において、セシウム137の上限値の超過は記録されなかった。
2. 一般集団の放射線ばく露
・食品による放射線量
 食品に起因するばく露は、カリウム40と他の放射性核種との間で分ける必要がある。というのも、カリウム40は、恒常的な平衡状態にある天然放射性核種であるからであり、生体の自動調節機構によって、カリウム40の濃度が安定する。したがって、食事習慣がどうであろうと、個人は絶えず同じようにばく露される。
 食品由来の他の放射性核種は、天然由来(例えば、ポロニウム210や鉛210等のウラン系列・トリウム系列の天然放射性核種)又は人工由来(例えば、セシウム137やストロンチウム90)である。カリウム40とは異なり、ここでは、ばく露は直接、食事習慣に左右される。
 一部の魚介類は、例えば、ポロニウム210や鉛210をより多く含んでおり、追加的な有意線量(doses supplementaires signi?catives)に至る可能性がある。フランス放射線防護原子力安全研究所(Institut de radioprotection et de surete nucleaire (IRSN))によると、フランス国民は、魚介類の摂取に関連した平均0.13 mSv/年の実効線量を受けているが、特殊な食事習慣では2 mSv/年に達することがある。これまで、スイス国民が受ける線量を評価するにあたり、十分なデータがないため、この特定の寄与は考慮されていなかった。スイス国民の魚介類の摂取量が、フランス国民の摂取量の約三分の一であっても、この追加の寄与を無視することはできない。現在、再評価が国際的なレベル(原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR))とスイス(BAG)の両方で進行中である。追加の線量の関与にもかかわらず、この種の食品の明らかな栄養価を考慮すれば、その摂取制限を勧告することは、公衆衛生の見地から正当化されないことに留意すべきである。
 1960年代の大気圏内核実験の放射性降下物に起因するストロンチウム90及び/又はセシウム137の摂取による線量(セシウム137の場合には、チェルノブイリの事故にも由来する)は、今日では非常に低くなっている。中学生を対象に定期的に実施される全身測定から、セシウム137の体内への取り込みに関連した年間線量は1,000分の1mSv以下であることが明らかにされている。飲料水の摂取からの線量は、自然放射能(主にラジウムの同位体)に由来し、0.1 mSvを大幅に下回る。
 スイス国民が(魚介類の寄与を含まずに)放射性核種の摂取によって受ける線量は、平均して年間約0.35 mSvである。
 当該報告書(72ページ、フランス語)は以下のURLから閲覧可能。
https://www.bag.admin.ch/dam/bag/fr/dokumente/str/strahlung-und-gesundheit/jahresberichte-strahlenschutz/jahresbericht-strahlenschutz-2022.pdf.download.pdf/Rapport_radioprotection_2022_FR.pdf
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦保健局(BAG)
情報源(報道) スイス連邦保健局(BAG)
URL https://www.bag.admin.ch/bag/fr/home/das-bag/publikationen/taetigkeitsberichte/jahresberichte-strahlenschutz-umweltradioaktiviaet-und-dosimetrie.html

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