食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06080630149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肥育用鶏及び肥育用七面鳥に使用する飼料添加物(Companilactobacillus farciminis CNCM I-3740株からなる(Biacton(登録商標)))の有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年6月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月8日、肥育用鶏及び肥育用七面鳥に使用する飼料添加物(Companilactobacillus farciminis CNCM I-3740株からなる(Biacton(登録商標)))の有効性に関する科学的意見書(5月11日採択、PDF版7ページ、doi: https://10.2903/j.efsa.2023.8049)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル(FEEDAPパネル)は、肥育用鶏、肥育用七面鳥及び産卵用鶏に使用する添加物(Companilactobacillus farciminis(旧Lactobacillus farciminis)CNCM I-3740株からなる(商品名: Biacton(登録商標))の有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 当該添加剤は、C. farciminis CNCM I-3740株の生菌を最低濃度1 x 10の9乗 CFU/g添加剤で含有する製剤である。当該添加物は、肥育用鶏、肥育用七面鳥、産卵用鶏の飼料に畜産添加物として、5 x 10の8乗CFU/kg完全飼料の申請推奨量で使用することを意図している。以前の意見書において、提供されたデータに基づき、いずれの対象種においても当該添加物の有効性について結論を出すことはできなかった。肥育用鶏については、以前の意見書では、推奨量の当該添加物の補給により、2つの試験においてのみ、対照群の鳥類と比較して体重又は体重増加分が有意に増加したことが示された。
 今回、新たに1件の有効性試験の統計解析データが提出された。その結果、8.5 x 10の8乗 CFU/kg飼料又はそれ以上の量で添加された当該製品は、対照群又は推奨量の当該添加剤を与えた鳥類と比較して、肥育用鶏の飼料要求率(feed to gain ratio)を有意に改善したことが示された。したがって、パネルは、当該製品は 8.5 x 10の8乗CFU/kg完全飼料の濃度で肥育用鶏に対して有効である可能性があると結論した。この結論は、肥育用七面鳥にも外挿された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8049
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