食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06080620149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(化合物グループ29に属する4-メチル-5-ビニルチアゾール [15.018])の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年6月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月7日、全動物種に使用する飼料添加物(化合物グループ29に属する4-メチル-5-ビニルチアゾール [15.018])の安全性及び有効性に関する科学的意見書(5月12日採択、PDF版11ページ、doi: https://10.2903/j.efsa.2023.8051)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、化合物グループ29(チアゾール、チオフェン、チアゾリン)に属する4-メチル-5-ビニルチアゾール [15.018]について、全動物種の飼料に官能的添加物(香料)として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、4-メチル-5-ビニルチアゾール [15.018]は、子牛(代替乳)、犬、サケ科及び観賞用魚類に対して提案された最大使用量である 0.5 mg/kg完全飼料で安全であると結論した。その他の動物種については、完全飼料中の安全濃度の計算値は以下のとおりである。肥育用牛、羊/山羊、馬、猫は0.4 mg/kg、雌豚及び乳用牛は0.3 mg/kg、子豚、肥育用豚、ウサギ、産卵用鶏は0.2 mg/kg、肥育用鶏及び肥育用七面鳥は 0.1 mg/kg。その他の動物種では、当該添加物は0.1 mg/kg完全飼料で安全であるとみなされた。提案された最大使用量まで添加物を飼料に使用しても、消費者に安全性の懸念は提起されない。4-メチル-5-ビニルチアゾール[15.018]を動物用飼料に香料として使用することは、環境に対するリスクをもたらすとは考えられなかった。当該化合物は香料として食品に使用されており、飼料における機能は食品におけるものと実質的に同じであることから、有効性に関するさらなる実証は不要であると考えられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8051
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