食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06080550475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、食品サプリメントに使用される118種類の薬用植物に関する使用上の注意等を列記した附属書を含む意見書を公表
資料日付 2023年6月8日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は6月8日、食品サプリメントに使用される118種類の薬用植物に関する使用上の注意等を列記した附属書を含む意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 多くの食品サプリメントは、植物、特に薬用植物を含有している。薬用植物は、医薬品との相互作用の可能性や禁忌等により、健康へのリスクとなり得るが、消費者はそれについて必ずしも知らされていない。これらの副作用を防ぐため、ANSESは意見書を発表し、食品サプリメントに使用される118種類の薬用植物について、医療専門家が患者により良く情報を与えることのできるツールを提供する。
1. 食品サプリメントに含まれる植物の潜在的な影響に関する情報の欠如
 医薬品とは異なり、食品サプリメントには、消費者に製品の安全性に関する情報を知らせる義務的な説明書が添付されていない。表示への記載が義務付けられているのは、原材料のアイデンティティ等、いくつかの簡潔な情報のみである。植物の抽出物のタイプや、妊婦・子供等の特定の集団の感受性によっては、特定の使用条件下でリスクをもたらす可能性のある植物があるにもかかわらず、食品サプリメントに植物が含まれているという単なる記載が、時として消費者に誤った安心感を与えてしまうことがある。さらに、消費者は、食品サプリメントについてアドバイスを受けることは非常にまれであるため、自分の健康状態に適さない製品を摂取する恐れがある。
2. 医療専門家をサポートする欧州初の画期的なツール
 ANSESは、植物を主成分とする医薬品の既存の記載事項と制限を分析・改変し、これらを同じ植物を含む食品サプリメント用に適合させた。この分析は、極最近公表された意見書の主題であった。本意見書は、食品サプリメントに使用される118種類の薬用植物に関する使用上の注意、推奨事項、禁忌、潜在的な医薬品との相互作用を全て列記した附属書を添付している。ANSESは、これらの情報の入手を容易にするために、各植物の総合情報を提供するオンラインで利用可能な一覧表を作成した(※訳注)。本一覧表は、主に医師、薬剤師、栄養士を対象としており、食品サプリメントを利用する消費者に対してより良いサポートを提供する一助となることを目的としている。本一覧表は、本意見書の附属書4に収載の情報の抜粋であり、同附属書はさらに詳しい情報を得るために参照することができる。
3. 食品サプリメントの安全性を継続的に向上させること
 本意見書で、ANSESは、植物を主成分とする食品サプリメントの摂取は、リスクがないわけではないことを改めて指摘している。これらの製品は、無害どころではなく、重度のアレルギーや致命的となり得る肝臓障害等、時に重篤な副作用を引き起こすことがある。
 消費者安全を向上させるため、ANSESは製造業者に対して、植物を含有することに関連した、場合によってはあり得る使用上の制限を説明書や包装に明示的に記載するよう勧告する。
 また、食品サプリメントのアドバイスや販売を担当する医療専門家に、同製品に含まれる植物の安全性や使用方法についてトレーニングを受けることも推奨する。
(※訳注)使用上の注意を必要とする、食品サプリメントで使用される薬用植物に関する情報の一覧表(フランス語)は、以下のURLよりExcelファイルで閲覧可能。
https://www.anses.fr/system/files//Tableau-recapitulatif-plantes-complements-alimentaires-juin-2023.xlsx
 当該意見書「欧州医薬品庁(EMA)の薬用植物に関するモノグラフで述べられた警告及び勧告事項を、同一薬用植物を含む食品サプリメントに適用することの妥当性の評価に関する意見書」(542ページ、フランス語)は以下のURLから閲覧可能
https://www.anses.fr/fr/system/files/NUT2019SA0155.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/complements-alimentaires-plantes-meilleure-information-des-consommateurs

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