食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06080510303
タイトル 米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)、Bayer CropScience社のトウモロコシに対し、規制ステータス評価(RSR)の回答書を発出
資料日付 2023年6月7日
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概要(記事)  米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)は6月7日、Bayer CropScience社のトウモロコシに対し、規制ステータス評価(Regulatory Status Review、RSR)の回答書を発出したことを公表した。概要は以下のとおり。
 USDA-APHISは、遺伝子工学を使用して改変されたトウモロコシの植物を審査し、改変されていないトウモロコシ植物と比較して植物ペスト(植物病害生物等)リスクが高まっているかどうかを判断し、連邦規則集第7巻340条(7 CFR Part 340)の下で要求されるRSR回答書をAPHISのウェブサイトに掲載した。
 Bayer CropScience LP社は、背丈のより低い植物を生産して倒伏(茎の折れ曲がり)の可能性を減じるため、植物成長ホルモンであるジベレリン酸が低減するよう、トウモロコシを改変した。
 APHISは、これらの植物が他の栽培トウモロコシに比べて植物ペストリスクを高める可能性が低いことを確認した。その結果、これらの植物は連邦規則集第7巻340条に基づく規制の対象ではなく、これらの植物を米国において、安全に栽培及び育成することができる。
 連邦規則集第7巻340条の下で、開発者は、改変された植物が規制の対象ではないと考える場合、RSRの要求を提出することができる。APHISは、改変された植物を評価し、非規制植物と比較して、植物ペストリスクを高める可能性があるかどうかを検討する。APHISの評価で、当該植物が対照植物と比較して植物ペストリスクを高める可能性が低いことが判明した場合、APHISは当該植物が規制の対象ではないことを示す回答書を発出する。
 RSR関連情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/biotechnology/regulatory-processes/rsr-table/rsr-table
 6月6日付けで回答書発出に至った本件の概要情報は、以下のとおり。
RSR番号:22-152-01rsr
要求者:Bayer CropScience社(米国)
植物名(学名):トウモロコシ(Zea mays)
特性:植物の構造改変
表現型:稈長短縮
作用機序(MOA):植物ホルモン、ジベレリンの生合成経路に関与する酵素、GA20-オキシダーゼをコードするGA20ox3及びGA20ox5遺伝子の部分的又は完全な抑制
Bayer CropScience社のRSR要求書(2022年6月1日、PDF24ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-152-01rsr-review-submission.pdf
APHISの回答書(2023年6月6日、PDF2ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-152-01rsr-review-response.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
URL https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/stakeholder-info/sa_by_date/sa-2023/rsr-reg-status
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