食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06080370164 |
| タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、海水浴場、貝類生産水、貝類におけるビブリオ属菌感染症のリスクに関する報告書を公表 |
| 資料日付 | 2023年5月30日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は5月30日、海水浴場、貝類生産水、貝類におけるビブリオ属菌感染症のリスクに関する報告書を公表した。概要は以下のとおり。 ビブリオ属菌は、海水や汽水の表層水に自然に存在する。ビブリオ属の菌種は数多く、それら全てが様々な健康障害を引き起こす可能性がある。人々は、汚染された表層水で泳ぐことにより、ビブリオ感染症に罹患することがある。この場合、主にVibrio alginolyticusが原因で、耳の感染症や創傷感染症に罹患する。また、牡蠣等の貝類の摂食によって感染することもある。腸炎ビブリオ(Vibrio parahaemolyticus)を含む貝類を摂食すると、一般に胃腸の症状が出る。 RIVMが2009年~2012年に実施した過去の研究から、オランダの海水浴場や同国で生産された貝類に、様々なビブリオ属細菌種が存在することがわかった。水中のビブリオ属菌の数は、より高い水温(18~25℃)で増加することが知られている。そのため、今後は気候変動により、表層水中のビブリオ属菌が増加することが予想される。 このようなことが起こるかどうかを調べるために、RIVMは2019年~2021年に、前回の研究を再び行った。その結果、ビブリオ属菌の量は、まだ増加していないことがわかった。水温は2009年~2021年の間に多少変化したが、全体としては上昇していなかった。全ての海水浴場で、前回の研究と同じビブリオ属細菌種が検出された。これは、ほとんどの貝類生産現場と、収穫されたほとんどの貝類でも同様であった。前回の研究と同様、Vibrio alginolyticusが最も多く見られた細菌種であり、次いで腸炎ビブリオが多かった。また、細菌数もほぼ同じであった。 RIVMは、将来(2030年及び2050年)の様々な気候シナリオについて、ビブリオ属菌の数を算出した。水温が上昇すれば、海水浴場や貝類中の細菌数は増加すると予想される。ビブリオ属菌は海水や汽水に自然に存在するため、この増加は防ぐことができない。そのため、海水浴場の管理者は、必要に応じて、海水浴のリスクについて人々に知らせることが重要である。また、現在、そして将来にわたって、人々は生牡蠣の喫食に伴うリスクも認識しておく必要がある。 これらの二つの研究では、北海、ワッデン海、東スヘルデ(Scheldt)の海水浴場、及び北海、ワッデン海、東スヘルデ、Veere湖の貝類生産現場を調査した。また、これらの養殖場由来の貝類(牡蠣、ムラサキイガイ等)も検査した。 当該報告書(72ページ、オランダ語)は下記URLから入手可能。 https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2022-0081.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | オランダ |
| 情報源(公的機関) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
| 情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
| URL | https://www.rivm.nl/publicaties/risicos-van-vibrio-besmetting-in-zwemwater-schelpdierproductiewater-en-schelpdieren |
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