食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06080160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、パパイヤ中のピラクロストロビンに対するインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2023年6月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月12日、パパイヤ中のピラクロストロビン(pyraclostrobin)に対するインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書(2023年5月17日承認、28ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8056)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従い、BASF社はドイツの管理当局に対し、ブラジルから輸入されるパパイヤ中の有効成分ピラクロストロビンに対するインポートトレランスを設定するよう申請した。申請を裏付ける提出データはパパイヤに関する最大残留基準値(MRL)案を導出するために十分であった。
 検討対象の作物中の残留ピラクロストロビンを管理するために、定量限界(LOQ)0.01 mg/kg 以上でバリデーションがとれた適切な分析法が利用可能である。リスク評価の結果に基づき、EFSAは、農業生産工程に従いブラジル産輸入パパイヤに対して使用されたピラクロストロビンの残留物の短期的及び長期的摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論した。EFSAによるMRL改正案は以下のとおり。
品名      現行MRL mg/kg   MRL改正案 mg/kg
パパイヤ     0.07           0.5又は0.6   リスク管理者のさらなる検討を要する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8056
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