食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06070270470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、腸チフス及びパラチフスに関する2019年疫学報告書を公表 |
資料日付 | 2023年5月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は5月29日、腸チフス及びパラチフスに関する2019年疫学報告書(9ページ)を公表した。主な内容は以下のとおり。 1. 重い全身性の疾病である腸チフス及びパラチフスは欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)では比較的稀であり、その多くは特に南アジアなどのEU/EEA域外の国への旅行中に罹患している。 2. 2019年は、EU/EEAの24か国で合計1,439例の腸チフス及びパラチフス症例が報告された。EU/EEAの届出率は人口10万人対0.37症例であった。 3. 情報のある1,114例のうち、94.2%が旅行関連であり、主な旅行先はパキスタン及びインドであった。 4. 2019年は、10か国が広範囲薬剤耐性Salmonella Typhiによる旅行関連症例を報告した。これらは、2016年以降にパキスタンで発生し継続している腸チフス集団発生に関連していた。本事例は、当該株が通常腸チフスの治療に用いられる抗菌性物質の全てに耐性を有するため、治療上の問題となっている。これらはアジスロマイシン、カルバペネム及びチゲサイクリンに対する感受性のみ維持している。 5. EU/EEAにおける症例の発生は、9月に大きなピークと晩春に小さなピークとなる、明確な季節的傾向を示し、旅行パターンと関連する可能性が高い。 6. 腸チフスに対するワクチンは利用可能であるが、ワクチンが利用できないパラチフスよりも高い頻度で報告された。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/typhoid-paratyphoid-fever-annual-epidemiological-report-2019.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/typhoid-and-paratyphoid-fever-annual-epidemiological-report-2019 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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