食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06070230314 |
タイトル | 連邦リスク評価研究所(BfR)、「次世代のリスク評価」をテーマとしたベルリン会議において、化学物質の新たな試験方法を議論することを公表 |
資料日付 | 2023年5月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は5月25日、「次世代のリスク評価」をテーマとしたベルリン会議において、化学物質の新たな試験方法を議論することを公表した。概要は以下のとおり。 化学物質のリスク評価は大きな課題に直面している。これは人々がより多くの物質と接触するようになり、さらに、新種の化学物質や物質混合物が市場に出回っていることに起因している。2023年5月29日から6月1日までベルリンに約350人の科学者等が集まり、化学物質のリスク及びリスク評価に関する新しい方法について議論する、この非公開の会議は欧州連合(EU)の研究プログラム「PARC」の枠組みで開催される。「PARC」は「化学物質によるリスク評価のための欧州パートナーシップ(European Partnership for the Assessment of Risksfrom Chemicals)」を表し、化学物質の評価に関する欧州の研究を強化・結束させ、ヒトの健康や環境を守ることを目的としている。これを達成するために、「次世代のリスク評価」を開発しなくてはならない。BfRは、PARCに大きく関与している。その活動は、リスク評価のために新手法の開発に重点を置いている。 細胞に関する研究、コンピューターに基づく研究、分子生物学的分析(「オミックス」法)などは、リスク評価の新アプローチとしてPARCの枠組みの中で試験が行われ、開発が続けられる。試験方法がどの程度、物質の健康への影響の可能性を明らかにし、評価するのに役立つかという問いが決定的に重要である。特にその際、ホルモンや免疫系、発がん性、代謝、発達中の神経系に対する化学物質の影響が注目される。 この会議は、フランス(ANSES)、スウェーデン(KEMI)及びオランダ(RIVM)のパートナー機関と共同で開催される。その目的は、パートナー機関との共同作業を調整することである。これは、EU内で新手法を調和・実施するためにも重要である。 7年間に及ぶPARCプロジェクトは、約200の欧州機関が参加する、この種のプロジェクトとしては最大である。このプロジェクトは、食品、環境および雇用の分野における安全と健康を管轄するフランスのANSESによりコーディネートされている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | https://www.bfr.bund.de/cm/343/risikobewertung-der-naechsten-generation-berliner-konferenz-diskutiert-neue-pruefverfahren-fuer-chemikalien.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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