食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06070080164 |
| タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、深い池・湖におけるポリアクリルアミドの分解及びアクリルアミドの生成可能性-文献レビューと題する報告書を公表 |
| 資料日付 | 2023年5月16日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は5月16日、深い池・湖におけるポリアクリルアミドの分解及びアクリルアミドの生成可能性-文献レビューと題する報告書を公表した。概要は以下のとおり。 水から固体粒子を分離するために、凝集剤として知られる物質が使用されることが次第に多くなってきている。凝集剤は、砂の浚渫において、及び工業等の製造工程からの廃水や洗浄液を浄化する際に、分離過程のスピードを上げ、関連コストを低減するために使用される。この過程で、スラッジケーキやフィルターケーキ等の副産物が生成される。これらには、微量の凝集剤が含まれていることがある。このような副産物は、深い池や湖から砂や砂利を掘り出した後、その底を高くするために使用される。これは、その水域をレクリエーション等、様々な用途に適したものにするために行われる。 ポリアクリルアミドは、使用される凝集剤の一つである。ポリアクリルアミドが分解すると、アクリルアミドと呼ばれる毒性化合物が生成されることがある。アクリルアミドは、高懸念物質(Substance of Very High Concern: SVHC)であり、SVHCはヒトと環境に有害である。このため、オランダ政府は、SVHCが環境に放出されるのを出来る限り防ぎたいと考えている。RIVMは今回、ポリアクリルアミドが深い池や湖でアクリルアミドに分解されているかどうかを理解するために、科学文献レビューを行った。また、アクリルアミドが深い池や湖でさらに分解する可能性があるのかどうかも検討した。 レビューの結果、深い水域でのアクリルアミドの生成と放出について、ほとんど分かっていないことが明らかになった。したがって、池・湖に生息する動植物にリスクがあるのか、或いはヒトが池・湖に棲む魚を摂取した場合にリスクがあるのかどうかは不明である。さらに、ポリアクリルアミドが、微量のアクリルアミドを含み、ポリアクリルアミドの使用時にこれが放出される可能性があることが証明されている。そのため、アクリルアミドがこの経路で池や湖に到達する可能性がある。 この不確実性を踏まえ、RIVMは深い池・湖でのアクリルアミドの生成に関するさらなる研究の実施を勧告する。また、ポリアクリルアミドを含む製品が深い水域に置かれた場合、ポリアクリルアミドに含まれるアクリルアミドが放出されるのかどうかも調査すべきテーマである。最後に、RIVMは、ポリアクリルアミドで処理された製品を深い池・湖で使用する際に、予防措置を講じることを勧告する。予防措置の一例として、他の凝集剤を使用することや、凝集剤を使用した製品にアクリルアミドが含まれているかどうかを確かめるために、使用前に製品を分析することが挙げられる。他には、池や湖で製品を使用した後に、表層水の水質を監視するという方法もある。 当該報告書(45ページ、オランダ語)は下記URLから入手可能。 https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2023-0126.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | オランダ |
| 情報源(公的機関) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
| 情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
| URL | https://www.rivm.nl/publicaties/afbraak-van-polyacrylamide-en-mogelijke-vorming-acrylamide-in-diepe-plassen |
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