食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06060770105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、食品トレーサビリティを推進するための協力及び革新を提言する食品技術者協会の報告書について公表
資料日付 2023年5月17日
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分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は5月17日、食品トレーサビリティを推進するための協力及び革新を提言する食品技術者協会(IFT)の報告書について公表した。概要は以下のとおり。
 IFTは、FDAの委託を受けて、FDAの「2021年ローコストあるいはノーコストのテクノロジー対応(tech-enabled)食品トレーサビリティへのチャレンジ」の参加チームから提出された90件に基づいて、食品トレーサビリティの傾向を評価する報告書を公表した。
 当該報告書は、食品トレーサビリティにおけるテクノロジーの役割についての現在進行中の業界の議論に寄与し、テクノロジー対応トレーサビリティ環境の推進について主要なステークホルダーにハイレベルの提言を行うことを目的としている。具体的には、IFTは、相互運用性、サポート及びインフラ、有用性、並びにコストの改善により、将来のトレーサビリティ前進のための機会をどのように提供できるかについての回答を試みている。
 IFTは、エンドツーエンド(端末相互間の)のテクノロジー対応トレーサビリティを実現するための知識、手段、テクノロジーが開発されているものの、多様な食品産業界における共同行動・継続的なイノベーションなしには実現できないと判断した。さらに、あらゆるレベルの経験者が直感的に使用可能であり、多言語で利用可能であり、データ標準とデータ通信プロトコルの利用を促進し、特定のサプライチェーン・セグメントや商品への適用可能性を考慮した低コストのトレーサビリティ・ソリューションを開発することが、トレーサビリティを推進するために極めて重要となる。
 当該報告書は、FDAの「よりスマートな食品安全の新時代の青写真」(the New Era of Smarter Food Safety blueprint)で概説されているように、業界のステークホルダーが食品トレーサビリティの概念を前進させるための重要なリソースである。FDAは、食品トレーサビリティの考慮事項について関係者を啓発し、テクノロジー対応トレーサビリティの重要性に関して食品サプライチェーンの構成員間の重要となる会話を促進し続けるために、当該報告書の推奨事項を適用する。
 当該報告書(2023年5月17日、27ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.ift.org/gftc/research-and-resources/tech-enabled-traceability-report
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/ift-report-recommends-collaboration-and-innovation-advance-food-traceability
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