食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06060530294
タイトル 世界保健機関(WHO)、南スーダンにおける急性E型肝炎に関する情報を公表
資料日付 2023年5月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は5月5日、南スーダンにおける急性E型肝炎に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
・概況
 2023年4月14日、南スーダン保健省(MoH)は、西バハル・アル・ガザール州の州都であり南スーダン最大の都市の一つであるWau市でE型肝炎ウイルス(HEV)の集団感染発生を宣言した。2023年3月23日から2023年4月13日までに、合計91例のHEV疑い症例(うち35例が確定症例)がWau市から報告された。5人の死亡が報告されている(症例致死率[CFR] 5.5%)。更なる感染拡大を防止し、適切な予防措置を実施するために、疫学調査を行い、流行の範囲を特定し、ばく露やリスク因子を特定するよう、MoHは、WHOの支援を受けて、学際的な国家迅速対応チームを派遣した。
 HEVは、主に汚染した水を介して糞口経路で伝播する。E型肝炎は世界中で発生しており、水の供給が不十分で、十分に清浄な飲料水の利用が限られ、環境衛生、個人衛生が不十分で、保健サービスが限定的な発展途上国、又は人道上の緊急事態が発生している地域でよく見られる。
 E型肝炎ウイルスの感染者は、南スーダンの国内避難民(internally displaced persons、IDPs)Bentiuキャンプで、2018年以降報告されており、飲料水の汚染を引き起こす洪水のため、特に雨季の間に、季節的な急増が毎年報告されている。南スーダンはスーダン及びエチオピアと国境を接しており、両国間の往来が多いため、疾病が国際的に蔓延するリスクがある。主にBentiu IDPキャンプがあるユニティ州Rubkona郡からのIDP及び亡命者(refugee)の集団の移動が多く、状況は更に悪化している。
・WHOリスク評価
 国家レベルでのリスクは高い(high)、地域レベルでの全体的なリスクは中程度(moderate)、世界レベルでのリスクは低い(low)と評価されている。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2023-DON466
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