食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06060400164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、全ゲノムシークエンス解析を用いた微生物植物保護製剤の抗生物質耐性評価に関する報告書を公表
資料日付 2023年5月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は5月8日、全ゲノムシークエンス解析(WGS)を用いた微生物植物保護製剤(microbial plant protection products)の抗生物質耐性評価に関する報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 近年、微生物を含む植物保護製剤が徐々に普及しつつある。これらの製品はウイルスや細菌を含み、植物の病原体を死滅させるが、ヒトには無害である。
 植物保護製剤は、ヒト、動物、環境に対するその安全性を保証するために、詳細な試験の適用を受ける。RIVMは今回、微生物植物保護製剤の安全性を評価する機関への勧告を起草した。
 細菌を含む製品を評価する際に検討する側面の一つは、その細菌が抗生物質に耐性があるかどうかということである。場合によっては、この耐性が他の種類の細菌に移行する。耐性が、ヒトの病気の原因となる細菌に移行した場合、抗生物質を使用してその疾病を治療することが難しくなる。そのため、他の種類の細菌に薬剤耐性を移行する能力のある細菌を、植物保護製剤に使用することは禁止されている。
 本勧告は、植物保護製剤への使用を目的とする細菌が抗生物質に耐性があるかどうかを判断するために、広範なDNA分析(全ゲノムシークエンス解析)がどのように使用できるかを説明している。また、この耐性が他の種類の細菌に移行し得るかどうかを判断する方法も提示している。
 当該報告書(41ページ、英語)は下記URLから入手可能。
https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2023-0150.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL https://www.rivm.nl/publicaties/assessing-antibiotic-resistance-of-microbial-plant-protection-products-using-whole
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。