食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06050920149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肥育用鶏、肥育用七面鳥及び繁殖用に飼養される七面鳥に使用する飼料添加物(ハロフジノン臭化水素酸塩からなる(STENOROL(登録商標)))の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年4月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月20日、肥育用鶏、肥育用七面鳥及び繁殖用に飼養される七面鳥に使用する飼料添加物(ハロフジノン臭化水素酸塩からなる(STENOROL(登録商標)))の安全性及び有効性に関する科学的意見書(3月22日採択、PDF版27ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.7978)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは抗コクシジウム剤であるハロフジノン臭化水素酸塩(STENOROL(登録商標))を肥育用鶏、肥育用七面鳥及び繁殖用に飼養される七面鳥の飼料添加物として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル(FEEDAPパネル)は、前回の意見書で確立された肥育用七面鳥に対する安全性を、12週齢までの繁殖用七面鳥にも拡大できると結論している。消費者、環境に対する安全性及び有効性に関する提供された新しいデータに基づき、同パネルは前回の結論を以下のように更新する。ハロフジノン臭化水素酸塩は遺伝毒性がない。無毒性量(NOAEL)である0.03 mg/kg体重/日に不確実係数100を適用し、0.3 μgハロフジノン/kg体重の許容一日摂取量(ADI)が設定される。ハロフジノン残留物への消費者の慢性的なばく露は、3日間の休薬でADIの6~19%に相当すると考えられる。したがって、同パネルは、最大量3 mg/kg完全飼料を与えた肥育用鶏と肥育用七面鳥から得られた組織を 3 日間の休薬期間で消費者に投与しても、当該添加物は安全であると考える。
 管理目的のため、同パネルは以下の最大残留基準値(MRL)の設定を推奨する。肝臓50μg/kg、腎臓40μg/kg、筋肉3μg/kg、皮膚/脂肪10μg/kg湿組織。更新された環境リスク評価に基づき、地下水に対する懸念はないと考えられる。ハロフジノンは生物濃縮される可能性は低く、二次中毒のリスクは発生しないと思われる。陸上及び水中環境に対する安全性の懸念はないと考えられる。当該添加剤は、12週齢までの肥育用鶏、肥育用七面鳥及び繁殖用に飼養される七面鳥において、最低2 mg/kg完全飼料でコクシジウム症を抑制する可能性がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7978
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