食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06050830149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Pinus pinaster Aitonのオレオレジン由来の精油(パインホワイトオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年4月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月17日、全動物種に使用する飼料添加物(Pinus pinaster Aitonのオレオレジン由来の精油(パインホワイトオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(3月21日採択、PDF版19ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.7952)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、Pinus pinaster Aitonのオレオレジン由来の精油(パインホワイトオイル、テレピン油としても知られている)を、全動物種の飼料及び飲用水に官能的添加物として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル(FEEDAPパネル)は、当該精油の提案された最大使用量として、産卵用鶏、子豚、肥育用豚、母豚、ウサギ、サケ科魚類では35 mg/kg、子牛(代替乳)、肥育用牛、乳用牛、馬、犬及び観賞用魚類では50 mg/kg、猫では20 mg/kgまで安全であると結論した。その他の動物種については、完全飼料中の計算された安全濃度は、肥育用鶏では25 mg/kg、肥育用七面鳥では33 mg/kg、観賞用鳥類では14 mg/kgであった。その他の動物種については、当該添加物は20 mg/kg完全飼料で安全であると判断された。提案された最大使用量まで飼料にパインホワイトオイルを使用した場合、消費者への懸念は提起されなかった。提案された使用量での飼料へのパインホワイトオイルの使用は、環境に対するリスクはないと考えられた。パインホワイトオイルは、食品に風味付けすると認識されている。飼料における機能は食品におけるものと本質的に同じであるため、有効性のさらなる実証は不要であると考えられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7952
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。