食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06050190208 |
| タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、ステビオール配糖体に関するリスク評価報告書を公表 |
| 資料日付 | 2023年4月25日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は4月、ステビオール配糖体に関するリスク評価報告書を公表した。概要は以下のとおり。 オーストラリア・ニュージーランド食品基準コードは、ステビオール配糖体を食品添加物として特定の食品に添加することを認めている。オーストラリア及びニュージーランドでは、ステビオール配糖体を製造する以下の3つの方法が認められている。 1. 植物のステビア(Stevia rebaudiana Bertoni)の葉から直接抽出し、濃縮、精製する。 2. 酵素を使用して、ステビアの葉の抽出物を異なる種類のステビオール配糖体に変換する。このプロセスで使用される酵素は、遺伝子組換え微生物から供給される。 3. 遺伝子組換え酵母を使用して、糖(植物のステビア由来ではない)の発酵によって、ステビオール配糖体を生産する。 食品に添加する場合、ステビオール配糖体は、適切な食品添加物の分類名の後に、例えば「甘味料(960)」又は「甘味料(ステビオール配糖体)」のように、括弧に入れたコード番号や名称を付して、原材料リストに表示しなければならない。 FSANZは、ニュージーランド第一次産業省(Ministry for Primary Industries: MPI)と共に、ステビオール配糖体のリスク評価を最近実施した。このために、様々な市販食品についてステビオール配糖体の含有量を分析すると同時に、両国の食事性ばく露評価を実施する必要があった。本リスク評価の結果、公衆衛生及び安全性に関する問題は特定されなかった。 (※以下、当該報告書のエグゼクティブ・サマリーより抜粋) 2017年、MPI/FSANZ共同オペレーショナル・リサーチ・プロジェクト(ORP)が開始され、オーストラリア・ニュージーランド食品基準コードで許可されている全ての高甘味度甘味料(intense sweetener)のレビューが行われた。第一段階には、新規の食事性ばく露評価の実施、過去の食事性ばく露評価のレビュー、関連する成分データベースのレビュー、栄養調査からの摂取データの調査が含まれていた。 本リスク評価の段階的アプローチの第一ステージとして、全ての添加糖類が相対的な甘味度に基づき各甘味料に置き換えられると仮定した、添加糖類置換えスクリーニングモデルが使用された。この方法により、ステビオール配糖体とサイクラミン酸(cyclamates)のみが、各甘味料の許容一日摂取量(ADI)を超える可能性を示したことがわかった。次に、FSANZが過去に実施した食事性ばく露評価のレビューを行い、他の研究が添加糖類置換えスクリーニングモデルと同様の結論を出しているかどうか、或いは他の高甘味度甘味料に問題が確認されたかどうかを調べた。調査された高甘味度甘味料のうち、食事性ばく露の推定値がADIを超えたのはサイクラミン酸だけであった(高パーセンタイルでADIを僅かに上回った)。 本プロジェクトでは、食品基準コードの最大許容値(maximum permitted levels)に基づき、サイクラミン酸の最新の食事性ばく露評価が行われたが、ADIの超過はみられなかった。 成分データベースのレビューから、オーストラリアとニュージーランドの両国で、非常に強い甘味をつけた食品に最も頻繁に使用されている甘味料はステビオール配糖体であり、スクラロースとサイクラミン酸は使用頻度が低いことが判明した。2011年~2012年のオーストラリア及び2002年と2008年のニュージーランド国民栄養調査で報告された非常に強い甘味をつけた食品の摂取量について調査したところ、2歳以上のオーストラリア人の23%、5歳~14歳のニュージーランドの子供の11%、15歳以上のニュージーランドの成人の14%が、少なくとも1つの非常に強い甘味をつけた食品を摂取していることが明らかになった。 第一段階の最後に、さらなる調査のための複数の選択肢が検討された。第一段階から得られたエビデンスの結果、及び大部分の甘味料について公衆衛生及び安全性に関する問題が特定されなかったことから、次の段階は、ステビオール配糖体のみの分析調査となることが決定された。 2020年から、オーストラリア及びニュージーランドの様々な食品中のステビオール配糖体の濃度を測定する目的で、分析調査が実施された。これらの濃度は後に、両国の集団を対象としたステビオール配糖体の精緻な食事性ばく露評価に使用された。 ハザード評価によって、ADIは0~4 mg/kg 体重/日であることが確認された。ステビオール配糖体の推定食事性ばく露量は、評価されたオーストラリア及びニュージーランドの集団のADIを大きく下回っていた(<50%)。現在入手可能なエビデンスに基づく本リスク評価の結果、公衆衛生及び安全性に関する問題は特定されなかった。 当該報告書(31ページ)は以下のURLから閲覧可能。 https://www.foodstandards.gov.au/consumer/additives/SiteAssets/Pages/Steviol-glycosides-%28960%29-%28intense-sweetener%29%20%28stevia%29/SteviolGlycosideRiskAssessment_April2023.pdf |
| 地域 | 大洋州 |
| 国・地方 | 豪州 |
| 情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
| 情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
| URL | https://www.foodstandards.gov.au/consumer/additives/Pages/Steviol-glycosides-(960)-(intense-sweetener)%20(stevia).aspx |
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