食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06050110164 |
| タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、地表水中のリチウムの指標となる環境リスク限界値に関する報告書を公表 |
| 資料日付 | 2023年4月25日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は4月25日、地表水中のリチウムの指標となる環境リスク限界値(indicative environmental risk limits)に関する報告書を公表した。概要は以下のとおり。 リチウムの採掘量は、年々増加している。これは主に、電気自転車や電気自動車等のバッテリーに対する需要が増えているためである。リチウムは、採掘、最終製品の製造、廃棄物処理の過程で環境中に放出される可能性がある。また、地表水中にも放出され、水生動植物に害を及ぼす可能性がある。 オランダには現在、地表水中の安全なリチウム濃度について科学的に裏付けられた基準がないため、水生動植物に対するリチウムのリスクを適切に評価することができない。 そのため、RIVMは、淡水及び海水中のリチウムについて「指標となる環境リスク限界値」を決定した。このリスク限界値は、潜在的なリスクに関する情報を迅速に提供するために短時間で導き出されている。インフラ・水管理省(Ministry of Infrastructure and Water Management)はこれらの値を利用し、「指標となる水質基準(indicative water quality standards)」を設定することができる。この水質基準は、認可機関向けのものである。 RIVMは、リチウムにより長い期間ばく露される淡水の動植物に対して、11 μg/Lの濃度が安全であると算出した。短期間のばく露については、210 μg/Lの最大濃度が安全であると算出した。 海水中の動植物にとって現実的で安全な濃度を、淡水について使用された方法で算出することはできない。使用されたこの標準的な方法に照らして安全であると考えられる濃度は、海水中に自然に含まれているリチウムの量よりも低いからである。海水中の動植物は、自然に存在するリチウム濃度から悪影響を受けていない可能性がある。したがって、RIVMは、海水中のリチウムの安全な濃度を決定するために、より広範な研究を実施することを勧告する。 リチウム化合物は、ヒトの生殖に影響を及ぼす可能性がある。そのため、人々が該当する水域由来の魚を安全に摂取できるかどうかを示すために、地表水のリスク限界値が必要である。利用可能な限られたデータに基づき、RIVMは11 μg/Lの提案濃度がヒトにとっても安全であると予想している。この結論を確実に立証するために、さらなる研究が必要である。 当該報告書(48ページ、オランダ語)は以下のURLから入手可能。 https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2023-0186.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | オランダ |
| 情報源(公的機関) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
| 情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
| URL | https://www.rivm.nl/publicaties/indicatieve-milieurisicogrenzen-voor-lithium-in-oppervlaktewater |
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