食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06040620303
タイトル 米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)、Donald Danforth Centerのテフ及び Moolec Science社のベニバナに対し、規制ステータス評価(RSR)の回答書を発出
資料日付 2023年4月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)は4月3日、Donald Danforth Centerのテフ(teff)及び Moolec Science社のベニバナ(safflower)に対し、規制ステータス評価(Regulatory Status Review、RSR)の回答書を発出したことを公表した。概要は以下のとおり。
 USDA-APHISは、遺伝子工学を使用して改変されたテフ及びベニバナの植物を審査し、改変されていない植物と比較して植物ペスト(植物病害生物等)リスクが高まっているかどうかを判断し、連邦規則集第7巻340条(7 CFR Part 340)の下で要求されるRSR回答書をAPHISのウェブサイトに掲載した。
 Donald Danforth Centerのテフは、背丈のより低い植物を生産し、倒伏(茎の折れ曲がり)の可能性を減らすために改変された。Moolec Science社のベニバナは、必須脂肪酸のω-6系脂肪酸であるγ-リノレン酸を種子中に生成するように改変され、種子の栄養価が変化している。
 いずれの場合も、APHISは、これらの植物が他の栽培テフやベニバナに比べて植物ペストリスクを高める可能性が低いことを確認した。その結果、これらの植物は連邦規則集第7巻340条に基づく規制の対象ではない。植物ペストリスクの観点から、これらの植物を米国において、安全に栽培及び育成することができる。
 連邦規則集第7巻340条の下で、開発者は、改変された植物が規制の対象ではないと考える場合、RSRの要求を提出することができる。APHISは、改変された植物を評価し、非規制植物と比較して、植物ペストリスクを高める可能性があるかどうかを検討する。APHISの評価で、当該植物が対照植物と比較して植物ペストリスクを高める可能性が低いことが判明した場合、APHISは当該植物が規制の対象ではないことを示す回答書を発出する。
 RSR関連情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/biotechnology/regulatory-processes/rsr-table/rsr-table
 3月31日付けで回答書発出に至った2件の概要情報は、以下のとおり。
(1)RSR番号:22-013-01rsr
要求者:Donald Danforth Plant Science Center(米国)
植物名(学名):テフ(Eragrostis tef)
特性:耐倒伏性
表現型:稈長短縮
作用機序(MOA):植物ホルモン・ブラシノステロイドのシグナル伝達に関与するタンパク質をコードするdwarfing1(DW1)の機能喪失変異、オーキシン排出輸送タンパク質をコードするdwarfing3(DW3)の機能喪失変異、及び植物ホルモン・ジベレリンの生合成経路に関与する酵素をコードするsemidwarf1(SD1)の機能喪失変異
Donald Danforth Plant Science CenterのRSR要求書(2022年1月12日、PDF42ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-013-01rsr-review-submission.pdf
APHISの回答書(2023年3月31日、PDF2ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-013-01rsr-review%20response.pdf
(2)RSR番号:22-145-01rsr
要求者:Moolec Science社(ルクセンブルグ)
植物名(学名):ベニバナ(Carthamus tinctorius)
特性:種子油プロファイルの変更及び除草剤耐性
表現型:γ-リノレン酸の産生及びグルホシネート耐性
作用機序(MOA):δ-6不飽和化酵素の種子特異的発現により、LA(リノール酸)からGLA(γ-リノレン酸)への変換が触媒される。また、PAT(ホスフィノスリシン N-アセチルトランスフェラーゼ)により、L-ホスフィノスリシン(L-PPT)の非植物毒性形態(N-アセチルホスフィノスリシン)への変換が触媒され、グルホシネート耐性が付与される。
Moolec Science社のRSR要求書(2022年8月19日、PDF14ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-145-01rsr-review-submission.pdf
APHISの回答書(2023年3月31日、PDF2ページ)
https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-145-01rsr-review%20response.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
URL https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/stakeholder-info/sa_by_date/sa-2023/aphis-rsr-ddct-msls

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