食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06030440328 |
タイトル | 英国環境・食料・農村地域省(Defra)、英国動植物衛生庁(APHA)及び食品基準庁(FSA)、コーンウォール(Cornwall)の農場で非定型牛海綿状脳症(BSE)の1症例が確認されたことを公表 |
資料日付 | 2023年3月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国環境・食料・農村地域省(Defra)、英国動植物衛生庁(APHA)及び英国食品基準庁(FSA)は3月20日、コーンウォール(Cornwall)の農場で非定型牛海綿状脳症(BSE)の1症例が確認されたことを公表した。概要は以下のとおり。 非定型BSE(Atypical BSE)は伝染性ではなく、今回の孤発症例による食品安全やヒトの健康へのリスクはない。 非定型BSEは、自然に散発的に発生する非伝染性疾患であり、すべての畜牛群で非常に低い割合で発生すると考えられている。非定型BSEは、感染性を有する飼料に関連する定型BSE(classical BSE)とは区別される。 当該個体は、BSEの死亡家畜を対象とした調査(BSE fallen stock survey)の下で規定通り検査され、処分のために農場から搬出された。当該個体は死亡牛として扱われ、ヒトのフードチェーンに入らないため、一般市民へのリスクはない。 主席獣医官のChristine Middlemiss氏は次のように述べている。 「Cornwallの農場において非定型BSEの1症例が確認された。この個体は、ヒトのフードチェーンに向けたものではなく、農場で死亡したため、厳格な所定の管理及び監視体制の一環で検査された。非定型BSEは定型BSEとは区別され、すべての畜牛群において非常に低いレベルで発生する散発的な非伝染性疾患である。当該事例は、この種の疾患を検出し、封じ込めるための監視システムが機能していることを証明している。」 英国食品基準庁(FSA)の食肉衛生政策主任であるDarren A Cutts博士は、次のように述べている。 「食品安全上のリスクはない。BSEのリスクから消費者を守るために、飼料の管理、BSEの感染性を有する可能性の最も高い牛の部位の除去など、厳しい管理体制が整っている。これらの重要な保護対策が依然として整備されており、FSAの獣医官や英国のすべての食肉処理場で働く食肉衛生検査官が、BSE管理に関して消費者の安全を引き続き最優先とすることを保証しているので消費者はご安心いただいてよい。」 英国のBSEに関する全般的なリスクステータスは「管理された(controlled)」のままであり、食品安全や公衆衛生に対するリスクはない。 国際公約に基づき、国際獣疫事務局(OIE)及び貿易相手国には本件が通知された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
情報源(報道) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
URL | https://www.gov.uk/government/news/single-case-of-atypical-bse-confirmed-on-a-farm-in-cornwall |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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