食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06030170314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、グルタミン酸(Glutaminsaure)とグルタミン酸塩(Glutamate)の食品添加物としての使用に関する健康上の評価を公表 |
資料日付 | 2023年3月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は3月24日、グルタミン酸(Glutaminsaure)とグルタミン酸塩(Glutamate)の食品添加物としての使用に関する健康上の評価を公表した。概要は以下のとおり。 「グルタミン酸塩不使用」であることが、多くの食品で宣伝されるようになっている。このような表示におけるグルタミン酸塩とは、グルタミン酸やグルタミン酸塩を含む食品添加物のグループのことで、食品に滋味溢れる濃厚な味わいを与えるものである。今回のテーマについて多くの問い合わせがあったため、BfRは、この添加物グループの健康上の評価に関する知見を以下で示すことにする。 欧州食品安全機関(EFSA)は2017年に、食品添加物としてのグルタミン酸(E620)とグルタミン酸塩(E 621?E 625)の使用を評価した。EFSAは、1日当たり体重1 kg当たり30 mgの許容一日摂取量(ADI)を導き出した。 EFSAのグルタミン酸及びグルタミン酸塩の摂取レベルの推定によると、天然由来又は添加物としてのグルタミン酸やグルタミン酸塩を含む食品の中程度の摂取レベルでは、65歳以上の人を除く全ての年齢層がADIを超過する可能性がある。高い摂取レベルでは、全ての年齢層がADIを超える。ADI値は、利用可能なヒトのデータが、対応する容量-反応関係を特定するのに適していなかったため、動物実験に基づいて導き出された。 食品添加物としてのグルタミン酸塩の使用は、EU全域で許可されている。グルタミン酸塩の摂取量を減らしたい人は、食品の成分表でグルタミン酸塩が添加物として記載されているかどうかを確認することで、そのような製品の摂取を制限することができる。しかし、グルタミン酸はタンパク質の構成成分として、また遊離形態で天然由来として食品中に存在することにも留意する必要がある。BfRは、食塩の代替としてグルタミン酸塩を使用しないよう、引き続き助言している。 本記事の詳細は下記のURLから入手可能。 https://www.bfr.bund.de/cm/343/glutaminsaeure-und-glutamate-gesundheitliche-bewertung-der-verwendung-als-lebensmittelzusatzstoffe.pdf EFSAの意見書は下記のURLから入手可能。 https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4910 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | https://www.bfr.bund.de/cm/343/glutaminsaeure-und-glutamate-gesundheitliche-bewertung-der-verwendung-als-lebensmittelzusatzstoffe.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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