食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06030090295
タイトル 国連食糧農業機関(FAO)、第95回FAO/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)モノグラフNo.30「食品添加物規格集(Compendium of food additive specifications)」を公表
資料日付 2023年3月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は、第95回FAO/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)モノグラフNo.30「食品添加物規格集(Compendium of food additive specifications)」を公表した(公表日記載なし、確認日:3月20日)。概要は以下のとおり。
 本書は、2022年6月6日~17日及び22日にオンライン開催された第95回JECFA会合において作成された食品添加物規格モノグラフ及び分析方法等の情報を含んでいる。規格モノグラフは、食品又は食品製造に直接使用される食品添加物の同一性及び純度に関する情報を提供する。
 これら規格の主な目的は三つあり、安全性試験の対象となった食品添加物の特定、食品又は加工への使用に求められる添加物の品質確保、適正製造規範の反映・奨励の三つである。本書及びJECFAが作成したその他の文書には、食品添加物及び食品における食品添加物の安全な使用に関わる仕事をする人、又は関心のある人の全ての人にとって有益な情報が含まれている。
 第95回会合で、JECFAは1種の加工助剤(Thermomyces lanuginosus及びFusarium oxysporum由来の遺伝子をAspergillus oryzaeに導入して得られたリパーゼ(JECFA95-7))及び2種の香料(trans-4-tert-butylcyclohexanol (2263)及びcaryophylla-3(4), 8-dien-5-ol(2264))に対し、完全な規格を設定した。
 JECFAは、スピルリナ抽出物(INS134)の規格を改訂した。
 さらに、7種の加工助剤(Geobacillus stearothermophilus由来の遺伝子をBacillus licheniformisに導入して得られたα-アミラーゼ(JECFA95-1)、Geobacillus stearothermophilus由来の遺伝子をBacillus licheniformisに導入して得られたα-アミラーゼ(JECFA95-2)、Rhizomucor pusillus由来の遺伝子をAspergillus nigerに導入して得られたα-アミラーゼ(JECFA95-3)、Rasamsonia emersonii由来の遺伝子をAspergillus nigerに導入して得られたアミログルコシダーゼ(JECFA95-4)、Pyrococcus furiosus由来の遺伝子をBacillus subtilisに導入して得られたアスパラギナーゼ(JECFA95-5), Bacillus flexus由来の遺伝子をBacillus licheniformisに導入して得られたβ-アミラーゼ(JECFA95-6)、Bacillus licheniformis由来の遺伝子をBacillus licheniformisに導入して得られたキシラナーゼ(JECFA95-9))に対し、暫定的な規格を設けた。
 当該規格集は以下URLから閲覧可能(PDF、英語、72ページ)。
http://www.fao.org/3/cc4895en/cc4895en.pdf
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL https://www.fao.org/food-safety/resources/publications/en/
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