食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06020800464
タイトル オーストリア保健・食品安全局(AGES)は、香辛料、茶および茶類似品に含まれるマイコトキシンおよびピロリジジンアルカロイドについての重点活動の最終報告書を公表
資料日付 2023年3月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストリア保健・食品安全局(AGES)は3月7日、香辛料、茶および茶類似品に含まれるマイコトキシンおよびピロリジジンアルカロイドについての重点活動の最終報告書(A-034-22)を公表した。概要は以下のとおり。  オーストリア全土から収集された56のサンプルが分析され、そのうち27の香辛料サンプルではマイコトキシンが、29の紅茶等サンプルでは、ピロリジジンアルカロイドが検査された。 (背景)  マイコトキシンは、様々なカビによって産生される有害な代謝産物である。マイコトキシンに汚染された食品を摂取すると、急性疾患だけでなく慢性疾患も発症する可能性がある。これらの毒素のうち、発がん性のあるものが知られている。  ピロリジジンアルカロイドは、通常、植物を外敵から守る天然植物成分である。ピロリジジンアルカロイド含有植物は、雑草を共に収穫してしまうことにより食品に混入することが多い。動物実験によって、これらのアルカロイドを常時摂取することによる発がん作用は否定出来ないこと、また肝臓の永久的な損傷にもつながりかねないことが示された。 (結果) 全体的な不具合報告率は0%であった。
 マイコトキシン:「パプリカ粉末」のサンプルから14.4 ± 5.77 μg/kgのオクラトキシンAが検出された。規則(EC) No 1881/2006に基づく制限値は、現在20 μg/kgとなっている。測定における不確実性を考慮すると、当該測定値は最大基準値を超過する可能性があるため、本件は食品安全管轄当局に通知された。
 ピロリジジンアルカロイド:「カモミールティー」と「アグリモニーティー(ハーブティー)」の2つのサンプルから、高濃度のピロリジジンアルカロイドが分析により検出された。しかし、両サンプルとも規則(EC) No 401/2006に基づくサンプリング規則に適合していなかったため、追加サンプルの提出を要請した。 ・報告書の詳細は下記のPDFにて閲覧可能。 https://www.ages.at/download/sdl-eyJ0eXAiOiJKV1QiLCJhbGciOiJIUzI1NiJ9.eyJpYXQiOjE2MDk0NTkyMDAsImV4cCI6NDA3MDkwODgwMCwidXNlciI6MCwiZ3JvdXBzIjpbMCwtMV0sImZpbGUiOiJmaWxlYWRtaW5cL0FHRVNfMjAyMlwvMl9NRU5TQ0hcL1NjaHdlcnB1bmt0ZVwvTGViZW5zbWl0dGVsa29udHJvbGxlXC9TY2hhZHN0b2ZmZVwvMjAyMlwvQS0wMzQtMjJfV2lzc2VuX2FrdHVlbGwucGRmIiwicGFnZSI6MjI4M30.rMH5Z9laWdfU-VzaszE1gnJoVuf5CPL6pm1MgGmaMHg/A-034-22_Wissen_aktuell.pdf
地域 欧州
国・地方 オーストリア
情報源(公的機関) オーストリア保健・食品安全局(AGES)
情報源(報道) オーストリア保健・食品安全局(AGES)
URL https://www.ages.at/mensch/schwerpunkte/schwerpunktaktionen/detail/mykotoxine-und-pyrrolizidinalkaloide-in-gewuerzen-tee-und-teeaehnlichen-erzeugnissen
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