食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06020650297
タイトル 国際獣疫事務局(OIE)、スイスで2023年3月3日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関する即時通知を公表
資料日付 2023年3月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際獣疫事務局(OIE)は3月13日、スイスで2023年3月3日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関する即時通知を公表した。概要は以下のとおり。
I. 一般情報
1. 国/地域区分:国、2. 発見日:2023年3月3日、3. 事案確認日:2023年3月8日、4. 原因病原体:BSEプリオン(非定型L型)、5. 疾病分類:リスト記載疾病、6. 前回の発生日:2020年2月3日、7. 届出理由:根絶された疾病の再発生
II. 疫学
1. 当該事案の原因又は感染源:不明又は不確定
2. 疫学的コメント:
 2023年2月27日、BSE監視プログラムの枠組みにおいて、グラウビュンデン州(Grisons)にある飼育施設(holding)の12歳の雌牛(12-year-old cow)から、と畜時に検体が採取された。2023年3月3日、IDEXX HerdChek BSE-Scrapie Ag Testにより、脳幹の検体が陽性と判定された。当該結果は、2023年3月8日に伝達性海綿状脳症(TSE)に関するナショナルリファレンスラボラトリー(スイス、ベルン、Vetsuisse Faculty神経センター(Neurocenter))においてウェスタン・イムノブロット法によって確認された。病原体のプリオンタンパク質はL型と型別されたため、当該症例は非定型BSEに分類された。当該と体全てがカテゴリー1の物質として処分された。
III. 定量的データの概要
測定ユニット:動物
動物種:畜牛、感染可能性(susceptible)19頭、症例1頭、死亡0頭、殺処分0頭、と畜1頭、ワクチン接種0頭
IV. 診断
1. 疾病の徴候:なし
2. 診断方法:診断検査
3. 検査:抗原検出ウエスタンブロット法
4. 検査所:ベルン大学実験臨床研究部門臨床研究及び畜牛獣医学公衆衛生学部(DCR-VPH)神経センター
5. 動物種:畜牛
V. 事案レベルでの管理措置
1. 家畜管理措置 適用された措置:(1)トレーサビリティ、(2)選択的殺処分、(3)死体、副産物及び廃棄物の公的処分、(4)消毒、(5)動物製品の公的処分
適用される措置:(1)と畜前及びと畜後検査
2. 野生動物管理措置(記載なし)
VI. 本事案
1. 発生地:グラウビュンデン州、Prattigau/Davos、Klosters-Serneus
2. アウトブレイク発生日:2023年3月3日
3. 疫学的ユニット:農場
(訳注:即時通知において「2023年2月3日」とされていた発見日が3月23日付けのフォローアップ情報で「2023年3月3日」に修正された。)
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際獣疫事務局(OIE)
情報源(報道) 国際獣疫事務局(OIE)
URL https://wahis.woah.org/#/in-review/4962?fromPage=event-dashboard-url
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