食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06020350149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ニコチンに対する特定の最大残留基準値(MRL)に対する対象を絞ったリスク評価の改定に関する声明を公表
資料日付 2023年3月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月10日、ニコチンに対する特定の最大残留基準値(MRL)に対する対象を絞ったリスク評価の改定に関する声明(2023年2月7日承認、13ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.7883)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第43条に従い、アイルランド農業・食料・海洋省(DAFM)はEFSAに対し、欧州委員会規則(EU) 2022/1290(※訳注1)において設定された暫定MRL、及び欧州委員会(EC)の「植物、動物、食品及び飼料に関する常任委員会」(PAFF委員会)において最近決定された暫定MRLに等しいレベルで、ローズヒップ、茶(Camellia Sinensis)及びケッパー中の残留物によるニコチンへのばく露に関連し、欧州の消費者に関する急性(短期的)リスクを再評価するよう申請した。
 申請者はEFSAに対し、EFSAの残留農薬摂取量算出モデルの改訂版(PRIMo rev.3.1)で実施されたアイルランドの摂取量データ(訳注:未加工の茶の乾燥葉 1.53 g/kg体重、小児)は同国の食品安全機関により確認されたものではなかったため、他の欧州連合(EU)加盟国の茶の摂取量(訳注:未加工の茶の乾燥葉 1.1 g/kg体重、フランス、小児11~14歳)に置き換え計算を実施するよう要請した。今回の評価において、EFSAは、0.3 mg/kgのEUの現行のMRLにおける残留物を含有するローズヒップジャムによる、以前特定したニコチンの摂取に対する急性ばく露リスクの可能性を確認した。PAFF委員会で決定されたローズヒップジャムの0.2 mg/kgの新たな暫定MRLが消費者にリスクを及ぼすことは考えにくい。現行及びPAFF委員会で最近決定されたレベルにおける残留物を含有する茶(0.5 mg/kg)及びケッパー(0.07 mg/kg)の摂取に関し消費者の健康リスクは考えにくい。
(※訳注1)欧州委員会規則(EU) 2022/1290は以下のURLから参照可能
https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32022R1290&from=EN
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7883
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