食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06010320506
タイトル ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)、欧州委員会が植物保護製剤の持続可能な利用に関する新規則案(SUR)を作成したことをQ&A方式で公表
資料日付 2023年2月7日
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概要(記事)  ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)は2月7日、欧州委員会が植物保護製品の持続可能な利用に関する新規則案(SUR)を作成したことについてQ&A方式で公表した。概要は以下のとおり。
 Q1: なぜ、欧州委員会は、植物保護製剤の持続可能な使用に関する新規則案(SUR)を提出したか?
 A1: 欧州委員会が 2020年10月に採択した「Farm to Fork(農場から食卓まで)」戦略では、公正、健康で環境にやさしい食糧システムの必要性が強調されている。特に、2030年までに植物保護製剤の使用とリスクを半減させるという目標を掲げている。
 欧州委員会の見解では、EUにおける農薬の使用に関する既存の規則は、施行において明らかな弱点を示している。そこで、欧州委員会は2022年6月22日、植物保護製剤の持続可能な使用に関する規則案「持続可能な使用規制」(SUR)を公表した。SURは、「農場から食卓まで」戦略と生物多様性戦略の目標の法的根拠となる。
 この規則により、欧州委員会は欧州連合(EU)内における長期的な食糧の安全を保障し、公衆衛生及び環境を保護し、生物多様性を保全する農業規範を確保したいと考えている。新規則は、国内法を通じて実施されることなく、全てのEU加盟諸国内を直接拘束することになる。これにより、EUにおける公平な競争条件、つまり、全てのEU加盟諸国にとって公平な競争条件が保障されることになる。
 Q2: 今後のプロセスは?
 A2: 従来の植物保護枠組指令2009/128/ECに将来的に取って代わる持続可能な使用規則(SUR)の公式草案が提示されたことで、EUレベルでの調整作業が始まった。欧州理事会及び欧州議会はそれぞれの立場を協議し、その後、欧州委員会、欧州議会及び欧州理事会の三者協議を経て最終決定がなされる予定である。
 (Q3~Q10省略)
 ・当該Q&Aは下記のURLから入手可能。
https://www.bmel.de/SharedDocs/FAQs/DE/faq-pflanzenschutzmittel-sur/FAQList.html
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)
情報源(報道) ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)
URL https://www.bmel.de/SharedDocs/FAQs/DE/faq-pflanzenschutzmittel-sur/FAQList.html
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