食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06000600535 |
| タイトル | 英国毒性委員会(COT)、パン及び小麦粉規制における栄養強化剤のガイダンス値に関する声明の初稿(TOX/2023/03)を公表 |
| 資料日付 | 2023年1月31日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 英国毒性委員会(COT)は1月31日、パン及び小麦粉規制における栄養強化剤のガイダンス値に関する声明の初稿(TOX/2023/03)を公表した。以下は結果からの抜粋。 当該資料は議論用であり、COTの意見を反映したものではないことから、引用禁止である。 全粒粉以外の小麦粉のカルシウム、鉄、ナイアシン、チアミンの慢性ばく露は、現行及び提案されている強化量では、ガイダンス値を超えていない。各栄養素について、特に食事全体やサプリメントからのばく露と比較すると、現行と提案された強化量のばく露の差は非常に小さい。したがって、食事全体やサプリメントの摂取を考慮すると、提案されたレベルの強化に変更しても、健康への悪影響に対するリスクは増加しないと考えられる。 サプリメントからのカルシウムの摂取のみでは、ガイダンス値を超えていない。より高用量の鉄、ナイアシン、チアミンのサプリメントの消費は、ガイダンス値を超える可能性がある。しかし、全ての国民がサプリメントを消費するわけではないことに注意が必要である。 食品及びサプリメントからのカルシウムのばく露は、ガイダンス値である欧州食品安全機関(EFSA)の耐容上限量(TUL)の2 ,500 mg/日をわずかに超えただけで、19歳以上のうち97.5パーセンタイル値の者においてのみであった。これらのばく露に基づく健康への悪影響のリスクはないと思われる。 食品とサプリメントからの鉄分摂取は、いくつかの年齢層でガイダンス値を超えており、最大で17 mg/日のガイダンス値の2.8倍であった。これらのばく露に基づく健康への悪影響のリスクはないと思われる。しかし、ビタミン・ミネラルに関する専門家グループ(EVM)のガイダンス値は、ホモ接合型ヘモクロマトーシスの遺伝子型に関連する鉄過剰症に対する感受性が高い人には適用されない。 18歳以下では、ナイアシンが17 mg/日のガイダンス値を超えたのは平均値と97.5パーセンタイル値でそれぞれ最大3倍と4.4倍であった。19歳以上では、17 mg/日のガイダンス値を平均値と97.5パーセンタイル値でそれぞれ59倍と65倍も超えている。この超過分のほとんどは、ナイアシンを1 ,000 mg含むサプリメントの消費によるものである。食品中の遊離ナイアシン値は低いので、食品中のナイアシンに長期間さらされることによる悪影響は考えにくいだろう。しかし、EVMガイダンス値を設定するために使用されたデータのため、不確実性がある。これはサプリメントを対象としており、ボーラス摂取(※訳注)をより考慮したものである。1 ,000 mg等の高濃度のナイアシンを含むサプリメントの消費によるばく露は、特に長期間にわたって一貫して消費した場合、健康への悪影響のリスクを高める可能性がある。 18歳以下の全ての年齢層におけるチアミンの摂取量は、ガイダンス値である100 mg/日未満である。食品とサプリメントからの平均摂取量と97.5パーセンタイル摂取量は、19歳以上の消費者においてのみ、チアミンのガイダンス値を最大5倍まで超えている。これは主に、最大500 mgを含むサプリメントの消費によるものであった。このような摂取が健康に悪影響を及ぼすとは考えにくい。 英国の国民保健サービス(NHS)は、「ほとんどの人はビタミン剤を飲む必要はなく、健康的でバランスのとれた食事をすることで必要なビタミン及びミネラルを全て摂取することができる」と述べている。 COTは、サプリメントを摂取する人において超過する可能性があることを指摘したが、全体として、カルシウム、鉄、ナイアシンの最低強化量を栄養基準値(NRV)の15%に上げても、現在の強化量と比較して、追加のリスクは生じないと結論した。 (※訳注)短時間での大量摂取 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国毒性委員会(COT) |
| 情報源(報道) | 英国毒性委員会(COT) |
| URL | https://cot.food.gov.uk/First%20draft%20statement%20on%20the%20guidance%20levels%20for%20the%20fortificants%20in%20the%20bread%20and%20flour%20regulations |
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