食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06000360106 |
| タイトル | 米国農務省食品安全検査局(FSIS)、牛肉に関連した可能性のある複数州にわたる腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染の事後レビュー報告書を公表 |
| 資料日付 | 2023年1月27日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国農務省食品安全検査局(FSIS)は1月27日、牛肉に関連した可能性のある複数州にわたる腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染の事後レビュー報告書(AAR: After Action Review)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 概要 (1)調査結果の概要:患者8人、3州、入院1人、死亡0人 (2)プロセスの改善: ・FSISは引き続き、牛挽肉製造のベストプラクティスを推進し、小売業者及び消費者向けの対象を絞った教育資料の作成及び配布に取り組む。 ・FSISは、消費者が加熱不十分又は生の牛挽肉を喫食するリスクに対処するためのブログ投稿を作成する予定である。 ・FSISは食品保護会議(Conference for Food Protection、CFP)に対し、挽肉製造記録保持要件や挽肉製造前の牛肉の用途の検討に関して追加情報を提供するために、同会議の「牛挽肉製造記録ガイドライン(Beef Grinding Log Guideline)」を改訂するよう勧告した。 2. ハイライト ・FSIS、米国疾病管理予防センター(CDC)、及び3州の公衆衛生関係機関は、当該集団感染における可能性のある病因として牛肉を調査した。しかし、その調査では患者らに共通した牛肉の供給源を特定できなかった。 ・当該調査により、挽肉にする予定の牛肉に対するベストプラクティスについて、食品小売店や作業者への継続的なアウトリーチ活動の必要性が明らかとなった。 3. 何が起こったか 2022年5月から6月に、カリフォルニア州、アイダホ州、及びニューヨーク州の公衆衛生当局、CDC並びにFSISは、患者8人の腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染を調査した。2症例についてはフォローアップ情報が得られなかった。患者の83%(6人中5人)は、生の牛肉や牛挽肉を含む牛肉の摂取を報告した。患者4人が伝統的な中東の食品を喫食したと報告した。患者3人については詳細な牛肉へのばく露情報が得られた。患者1人は飲食店で生の牛肉料理を喫食したと報告した。2人目の患者は、別の飲食店で牛挽肉のケバブを喫食したと報告した。3人目の患者は、牛挽肉のケバブと生の牛肉料理が提供された家族イベントで牛肉を喫食した可能性があると報告した。生の牛肉料理に関する詳細な購入情報は得られなかった。FSISはこれら飲食店2か所で提供された牛肉と家族イベントでケバブを作るために使用された牛肉(市場で加熱調理された牛肉を購入したもの)を遡及調査した。当該遡及調査では、2か所の飲食店と店舗の間で共通する牛肉供給業者を特定することはできなかった。 4. 本集団感染から学んだこと(抜粋) ・挽肉製造記録 当該調査の一環として訪問した1か所の市場は、挽肉製造記録を管理していなかった。牛肉のサプライチェーン全体での適切な記録管理により、食品由来集団感染の調査において、牛挽肉をたどるための情報が調査員にもたらされる。挽肉製造のベストプラクティスに関するアウトリーチ活動は、引き続き重要である。 ・消費者教育 当該集団感染では、少なくとも1人が伝統的な中東料理で生の牛肉を喫食したと報告した。これらの料理を摂取する集団へのアウトリーチ活動において、生又は加熱不十分の牛挽肉を摂取することに関連するリスクを強調する必要がある。消費者においては、材料の牛肉が十分に加熱されるように伝統料理の代替調理法を検討すること、及び、安全な加熱調理と取り扱い方法を再認識することが奨励される。 5. 今後の腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染を防止あるいは解決するためにできること ・小売店 牛生肉の挽肉製造を行う小売店に対し、FSISは以下の記録の管理を求めている:牛生肉の出どころ(ロットコード、施設番号、製造日)、牛挽肉が製造された日時、挽肉製造設備やその他関連する食品接触表面が洗浄・消毒された日時を含む完全かつ正確な記録。これらの挽肉製造記録は集団感染発生時に調査員が牛挽肉の製造施設への遡及調査を行う際に役立つ。 ・公衆衛生関係機関 公衆衛生関係機関は、食品調理事業者に対し、牛生肉の安全な取り扱い及び加熱調理の重要性に関するアウトリーチ活動を進める必要がある。また、集団感染の検出及び調査のため、引き続き地方、州及び連邦の関係機関と緊密に連携する必要がある。 ・消費者 消費者は牛生肉を喫食すべきでない。また、牛挽肉を安全に取り扱い、中心温度が華氏160度(71℃)に達するよう加熱調理する必要がある。(以下略) |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国/食品安全検査局(FSIS) |
| 情報源(報道) | 米国食品安全検査局(FSIS) |
| URL | https://www.fsis.usda.gov/sites/default/files/media_file/documents/FSIS-After-Action-Review-2022-05.pdf |
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