食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06000230378
タイトル 欧州委員会(EC)、食品中の二種類のネオニコチノイド系農薬(クロチアニジン及びチアメトキサム)の最大残留基準値(MRL)を引き下げる新規則の採択を公表
資料日付 2023年2月2日
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分類2 -
概要(記事)  欧州委員会(EC)は2月2日、食品中の二種類のネオニコチノイド系農薬(クロチアニジン及びチアメトキサム)の最大残留基準値(MRL)を引き下げる新規則の採択を公表した。概要は以下のとおり。
 ECは2月2日、適用される時点で食品中の二種類の農薬のMRLを引き下げる新規則を採択した。ネオニコチノイド系農薬に属する二種類の化学物質、クロチアニジン(clothianidin)及びチアメトキサム(thiamethoxam)が、ミツバチにとって大きなリスクとなり、花粉媒介者の世界的減少の一因となっていることが、欧州食品安全機関(EFSA)による評価によって示されている。このため、欧州連合(EU)域内では、2018年にすでに屋外での当該農薬の使用が禁止されている。新規則は、当該物質の既存のMRLを最新技術で測定可能な最低レベルまで引き下げるものである。新規則は、EU域内で生産される全ての製品に適用されるが、輸入される食品及び飼料製品にも適用される予定である。
 当該規則は、世界貿易機関(WTO)の基準と義務を遵守しながら、もはやEU域内では認可されない農薬物質のインポートトレランスの要請を評価する際に、環境面を考慮するという欧州グリーン・ディール及びFarm to Fork(農場から食卓まで)戦略において発表されたECの目標を実現するものである。この措置は、2026年の時点で輸入された製品に適用される。これにより、第三国が新規則に従うための時間的猶予が与えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)
URL https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/MEX_23_543
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