食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05990670149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品及び飼料用の遺伝子組換えトウモロコシMON 87419の評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年1月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月20日、規則(EC) No 1829/2003に基づく、食品及び飼料用の遺伝子組換えトウモロコシMON 87419の評価に関する科学的意見書を公表した(申請EFSA-GMO-NL-2017-140、2022年11月30日採択、PDF版35ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.7730)。
 規則(EC) No 1829/ 2003に基づき、Monsanto Europe S.A.から申請EFSA-GMO-NL-2017-140が提出されたことを受け、EFSAの遺伝子組換え生物に関するパネル(GMOパネル)は、規則(EU) No 503/2013に従い、遺伝子組換え(GM除草剤耐性トウモロコシ(Zea mays L.))MON 87419の安全性に関し、科学的意見を表明するよう要請された。申請EFSA-GMO-NL-2017-140の対象範囲は、欧州連合(EU)域内におけるトウモロコシMON 87419の輸入・加工・食品及び飼料としての利用であり、EU域内における栽培は含まれない。
 トウモロコシMON 87419は、ジカンバ系及びグルフォシネート系の除草剤耐性を付与するために作出され、DMO(dicamba mono-oxygenase)タンパク質のバリアント2種(DMO + 7及びDMO + 12)、及び、PAT(phosphinothricin N-acetyltransferase)タンパク質を発現する。DMOタンパク質はジカンバを脱メチル化を触媒して3
,6-ジクロロサリチル酸及びホルムアルデヒドを生成し、ジカンバ系除草剤への耐性を付与する。PATタンパク質はホスフィノトリシン・アセチルトランスフェラーゼであり、グルフォシネート・アンモニウム含有除草剤耐性を付与する。
 分子特性決定データから、トウモロコシMON 87419は、dmo発現カセット1コピー及びpat発現カセット1コピーからなる単一のインサートを含有することが立証された。以下を対象とする最新のバイオインフォマティクス分析では、安全性上の懸念は提起されない。
・ 新たに発現するタンパク質のコード配列
・ インサート内あるいはインサート-ゲノムDNA間接合領域内に存在するオープンリーディングフレーム(ORF)のコード配列
挿入DNA及び導入形質の安定性は、数世代にわたり確認されている。DMOタンパク質及びPATタンパク質の発現量を定量するために適用された手法は適切であると判断される。植物及び微生物により産生されるDMOタンパク質及びPATタンパク質の生化学的・構造的・機能的特性を比較したタンパク質特性データから、両タンパク質は同等であり、微生物由来タンパク質は安全性試験に利用可能である。
 試験材料の選択、野外試験場の選定、それらに関連する管理手法を考慮し、GMOパネルは、野外試験は比較分析を証拠立てる試験として適切であると結論する。MON 87419と対応する従来栽培品種間で試験された農学的特性・表現型特性・成分組成特性にて確認された差異は、穀粒中のアルギニン及びタンパク質の含有量における差異を除き、いずれもさらなる評価を必要としなかった。穀粒中のアルギニン及びタンパク質の含有量における差異は、影響を受けている成分の生物学的役割及びその変化の程度を考慮すると、毒性学的懸念を提起するものではないと判断され、さらなる毒性学的評価は不要であり、安全性上及び栄養学上の懸念を提起しない。GMOパネルは、トウモロコシMON 87419にて発現するDMOタンパク質及びPATタンパク質の毒性とアレルゲン性に関し、安全性上の懸念を特定せず、遺伝子組換えによりトウモロコシMON 87419のアレルゲン性が全般的に変化しているというエビデンスも確認していない。本申請の文脈において、トウモロコシMON 87419由来の食品及び飼料の摂取は、ヒト及び動物において栄養学上の懸念を提起しない。GMOパネルは、MON 87419は、対応する従来栽培品種や試験された非GMトウモロコシ栽培品種と同等に安全であり、食品/飼料の市販後モニタリングは必要ないと結論する。
 導入形質、農学分析及び表現型分析の結果、ばく露経路及びばく露量を検討すると、トウモロコシMON 87419は、発芽可能なGMトウモロコシ穀粒が偶発的に環境中に放出されても、安全性上の懸念はないと考えられる。市販後環境モニタリング(PMEM)計画及びその報告間隔は、トウモロコシMON 87419の意図された用途に即している。
 GMOパネルは、実施された文献検索の質は全般的に許容範囲にあると判断した。検索により特定された関連文献からは、トウモロコシMON 87419の意図された用途と関連する安全性上の問題は確認されない。
 GMOパネルは、トウモロコシMON 87419は、ヒトの健康・動物衛生・環境に対する潜在的影響に関し、対応する従来栽培品種や試験された非GMトウモロコシ参照栽培品種と同等に安全であると結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7730

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