食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05990190149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、非遺伝子組換えKluyveromyces lactis GD-YNL株由来食品用酵素β-ガラクトシダーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年1月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月20日、非遺伝子組換えKluyveromyces lactis GD-YNL株由来食品用酵素β-ガラクトシダーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(2022年12月6日採択、PDF版13ページ、DOI: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.7750)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素β-ガラクトシダーゼ(β-D-ガラクトシド・ガラクトヒドロラーゼ、EC 3.2.1.23)は、非遺伝子組換えKluyveromyces lactis GD-YNL株を用いて、Godo Shusei Co.
, Ltd.(合同酒精株式会社)により、生産される。
 当該食品用酵素は、牛乳加工・発酵乳製品製造・ホエー加工における乳糖加水分解工程での使用が意図されている。また、一般家庭における乳製品中の乳糖加水分解への使用も意図されている。
 欧州集団における当該食品用酵素-総有機固形物(TOS)への食事性ばく露は、1日あたり最大54 mg TOS/kg体重と推定された。
 当該産生株は、安全性評価に対する安全性適格推定(Qualified presumption of safety(QPS))アプローチの要件を満たしており、かつ、生産工程から懸念すべき問題は提起されなかったため、アレルゲン性評価以外の毒性学的試験は必要ないと判断された。
 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、一致は検出されなかった。EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、意図された使用条件下において、食事性ばく露によるアレルギー性感作及び誘発反応のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。
 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は、意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7750
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