食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05990050378
タイトル 欧州委員会(EC)、改正飲料水指令による飲料水の水質及びアクセスの向上を確保するための新しい要件が全面的に発効した旨を公表
資料日付 2023年1月12日
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概要(記事)  欧州委員会(EC)は1月12日、改正飲料水指令による飲料水の水質及びアクセスの向上を確保するための新しい要件が全面的に発効した旨を公表した。概要は以下のとおり。
 1月12日以降、欧州連合(EU)全域で改正飲料水指令による新しい要件が標準となり、欧州人は飲料水の水質及びアクセスの向上が保証されるようになった。この新しい規則は、欧州グリーンディールにおいて発表された汚染ゼロ目標に沿った、飲料水に関する世界最高レベルの基準である。また、これは全ての欧州人が安全な飲料水へアクセスできるよう改善することを支持し、160万人の署名を集めて初めて成功した欧州市民イニシアティブ「Right2Water」にも呼応するものである。
 Virginijus Sinkevicius環境・海洋・漁業担当委員は次のように述べた。「本日をもって、欧州人は自分たちが飲んでいる水の水質が最高水準であることに自信を持つことができる。我々は、飲料水に行き着く危険な化学物質やマイクロプラスチックに対処し、飲用と環境に安全な飲料水を作っている。水道水への信頼が向上することで、ペットボトル入り飲料水から出るプラスチックごみや漂流・漂着ごみの削減にも市民が貢献できることを期待している」。
 良質の飲料水を確保するために、飲料水指令には最新の安全基準が盛り込まれている。本指令は、水道のサプライチェーン全体における水質リスクの特定と管理のための手法を導入し、マイクロプラスチック、内分泌かく乱物質等の新興物質だけでなく、監視対象の新しいタイプの化学物質についても監視リストを定め、また、飲料水と接触して使用される製品に関する適合性規定を導入している。現在、EU域内では処理水の平均23%が配水中に失われているため、新指令は漏水に取り組む。また、加盟国に対して、全ての人、特に社会的弱者や社会的に疎外された集団の飲料水へのアクセスを改善、維持するための要件もある。新指令は2021年1月12日に発効し、加盟国は2023年1月12日までに国内法に置き換える必要があった。
 当該記事の詳細は以下のURLから閲覧可能。
https://environment.ec.europa.eu/news/improved-quality-and-access-drinking-water-all-europeans-2023-01-12_en
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)
URL https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/MEX_23_162
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